百人一首ノート
百人一首ノート / 感想・レビュー
アマニョッキ
今日マチ子さんの目を通して世界を覗くと、百人一首はこううつるのか。「瀬をはやみ」と「夜をこめて」が特に好きかな。日本語の奥深さをあらためて漫画で知らされる愉しさ。今も昔も日本人の表現力は素晴らしい。
2018/02/24
たまきら
わあ、すてき。過去の言葉に現代の日常をさりげなく投影させるところが面白いです。受け取り方の違いもいとおしくて、新鮮でした。
2023/02/17
ピロ麻呂
百人一首の本はめっちゃ読んだけど、これは詳しい解説を省いて素描だけで現代風のストーリーに置き換えて表現☆絵がかわいらしくて、シンプルで分かりやすい!これはすごくいい♪特に好きなのは恋歌の定番「恋すちょう」「しのぶれど」。いつでも見れるようにKindleで買ってよかった(≧▽≦)
2016/05/15
かさお
貴方のお気に入りはどれですか?本を渡しページを捲ってもらいたくなる1冊。百人一首をマチ子さんが独特のインスピレーションで表現。見た人により幾通りもの解釈があるでしょう。切ない気持ち、晴れやかな気持ち、怒り、怖れ、不安、安堵、初恋の気持ち。昔の人って喩えがロマンチックで奥ゆかしい。瓶の蓋を取ったら、中から百個のコンペイトウが溢れだした感じ。シンプルな絵柄なのにメッセージ性は強い。百人一首を覚えなければいけない人もそうでない人にも、ぜひ見てもらいたい。心が落ち着く。
2021/01/09
Roko
百人一首の歌を題材にマチ子さんが描く人たちは、みんな瑞々しい。今どきの若者だって、この歌が詠まれたころの若者だって、思うことは同じなのよね。誰かのことを好きになる。それを伝えていいのか悩む。どうやって伝えたらいいのか悩む。伝えてしまってから、あれでよかったのかと悩む。何も言えなかったことを悩む。言わなくてよかったのかもしれないと、自分を慰めてみたり、でも言えばよかったのかもしれないと悔やむ。どっちにしても、恋はタイヘン。心は揺れっぱなし。そういう感じがとっても良く分かる。マチ子さんの絵が大好きです。
2021/04/24
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