ターシャ・テューダーの言葉 (3) 今がいちばんいい時よ

Y2K☮

著者初読み。原文で読みたい、が率直な感想。なぜか訳者のクセが前に出過ぎていると感じてしまった。「～ですもの」とか。もっとこだわらないサバサバ系じゃないのかな。上品なサバサバ系。梨木さんの「西の魔女が死んだ」を連想した。著者の死後、相続を巡って遺族が揉めたと知った際は同作の「おばあちゃんに押し潰される」みたいな一節を思い出した。一筋縄ではいかない人だろう。確かなのは、他人の目を気にせず好きなことをして生きた人だということ。今がいちばんいい時。そう思う。今しかできないことに没頭していれば毎日がプライムタイム。

2020/08/02

ちが

断捨離メソッドで、1年間読まなかった本は捨てましょう、また読みたくなった時に買えばいいと説いて読書家の顰蹙を買う一件がありました。 私がこのターシャの本を手放せないのは、再度買いたい、図書館で借りたいと思うほど執着しているわけではないからこそ、手元に置いておかないと一生再読することはないから。草花に満ちた広い庭で、コーギーや猫にまとわりつかれるターシャ。ごちゃごちゃした生活をしている自分とは全く違うライフスタイルを眺めると、ほんの少し視野が広がる気がする。何年も読まずにいる蔵書にも役割はあるのです。

2018/12/24

Paro

「私にとって、人生で1番大切な事は、心の充足です。与えられた運命、自分が置かれた環境に満足して生きることです。」 「私は89歳になりますが、やりたいこと、学びたいことが、まだたくさんあります。」 このように歳をとりたいものです。少しでもこの心境に近づけるよう精進したい。

2020/11/14