KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

異世界拷問姫3 (MF文庫J)

異世界拷問姫3 (MF文庫J)

異世界拷問姫3 (MF文庫J)

作家
綾里 けいし
鵜飼沙樹
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-02-25
ISBN
9784040687742
amazonで購入する Kindle版を購入する

異世界拷問姫3 (MF文庫J) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

スズ

最後の悪魔である君主・大君主・王が融合した巨大で醜悪な肉塊による殺戮が始まった王都に到着した櫂人達は、聖騎士団と共に肉塊を殲滅する事になるが、それは主であるエリザベートの処刑の日が到来する事も意味していて……。領民を虐殺した咎を背負い、全ての悪魔を滅ぼした後に教会に処刑される事を望むエリザベートと、神でも教会でもなく、人々から忌み嫌われる拷問姫である彼女に命を、人生を救われ、共に逃げてくれ、一緒に生きてくれと懇願する櫂人の姿に引き込まれてしまい、彼らの歩む道の先に光がある事を祈らずにはいられませんでした。

2017/05/09

まりも

「君主」「大君主」「王」との戦いを描いた第三弾。「拷問姫」エリザベートの役目が終わる時、カイトが動き出す話。うわー、こう来たか。エリザベートとのデートでほっこりしつつ、血と臓物が飛び散る凄惨極まる戦闘シーンもしっかりと描き、更にはピンチにヒナ参上と今回もラストまで楽しませてもらいました。今回はシリーズの中でも一番の盛り上がりを見せてくれたんじゃないでしょうか。特にカイトがエリザベートを救う為に覚悟を決めたシーンは必見。いよいよクライマックスっぽいし、次巻も目が離せそうにありません。

2017/02/25

坂城 弥生

当初の契約の悪魔との戦いが終わった…ということは、この後は第2章かな?

2021/04/20

ℳℯ

★★★★☆ 再読。ヒナが自己修復の為眠っている中、教会の通達により王都に向かったエリザベートとカイトが悪魔との最終決戦に挑む第三巻。周りが冷たい反応を示しているのに対して二人が軽い会話を交わしているばかりなところに異質さが際立つ。片方はかつて同胞を大量虐殺した拷問姫、もう片方はその従者であり、警戒すべき皇帝との契約者。そりゃ歓迎されないよな、とは思いつつ歯痒い気持ちになった。また、澄んだまま壊れたものと称されるカイトによる行動や、最後の展開は本当に見ていて苦しかった。本当の地獄は、ここからなのだから。

2021/05/22

ナカショー

ヒナは良い意味でハチャメチャに活躍してましたし、肉屋もセナとエリザベートのピンチの時に満を持してというタイミングででてくるので笑ってしまいましたw肉屋ホントに何者なんでしょうねぇ。すべての悪魔を倒したことによりエリザベートの処刑が決まりセナに別れを告げるシーンは最高に良かったです。それでもエリザベートを救おうとする最後のカイトの覚悟は胸にくるものがあり大変良かったです。次巻も非常に楽しみです。

2017/02/21

感想・レビューをもっと見る