どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた
どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた / 感想・レビュー
kana
表題から予想される自己啓発本とはだいぶ違う!こんな人と延々話したら面白そうという2人が揃うとこうなるのか!と驚くばかりの知的好奇心刺激されまくりの対談。感情の活かし方、流行の条件、多様性の意義まで様々なトピックについて膨大な研究結果に基づき仮説を立てて議論する様子が面白くて幸せです。そして時々はっと目を開かされるような言葉と出逢う。《感情をモニタリングして欲望を発見し、それを忠実に追いかける力っていうのが、今の時代に重要なスキル》《究極のゴールは「朝ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りた気持ちで眠れるか」》
2017/11/07
ばんだねいっぺい
喜怒哀楽というと、喜楽ばかり大切にするところがあるけど、怒哀も大事にしなきゃなと思った。苦手なこともやりたくないけど、やるか。うーん。 著者の人となりが、面白い。特に、恋愛大作戦のくだりは、笑える。
2017/12/14
Tui
ラジオを中心に活躍するアナウンサーと予防医学の研究者が、幸せについて話しあう。同年代できっとウマも合う二人なんだろう、対談というより雑談に近いノリだ。でも内容はなかなか深く、自分の思考法やコミュニケーションの仕方を振り返る機会になった。極めて面白い内容なんだけど、この装丁では手に取られにくいよ。幅広く読まれるに値するであろうに、もったいない。著者の好みなのかな。
2018/03/13
昭和っ子
死ぬ間際に後悔する「もっと自分の欲望に忠実であればよかった」p.153。過去40年で人の余暇は増えているのに、増えたのはダラダラTVを見たりするような「ニュートラルな時間」ばかりで、友達と会ったり学んだりする「ポジティブな時間」はむしろ減っているという!あらゆる場面で自分の感情をモニタリングし、自分の中にあるいろんな欲望の比較をしなければ「他人に認知されなければ自分の幸せが存在しない」という「鍵の掛かっていない牢獄」のような所から、一生抜け出せないままになってしまう…。
2017/11/30
miu
科学的。この言葉に惹かれて読んでみた。アナウンサー吉田氏と研究者石川氏の対談。わたしも吉田氏と同じく毎日ご機嫌なほうがいいに決まっている と思っていたけど、石川氏はいろんな感情をもつほうがいいと言う。ネガティブはロジカルな思考になるらしい。ようはうまくコントロールすることが大切。知らないことを知るって本当に面白い。考えるってめんどくさいけど面白い。わたしも自分の戒名考えようかな。テーマを持って生きるっていいよね。
2017/11/26
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