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紅霞後宮物語 第三幕 (富士見L文庫)

紅霞後宮物語 第三幕 (富士見L文庫)

紅霞後宮物語 第三幕 (富士見L文庫)

作家
雪村花菜
桐矢隆
出版社
KADOKAWA/富士見書房
発売日
2016-02-10
ISBN
9784040708102
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紅霞後宮物語 第三幕 (富士見L文庫) / 感想・レビュー

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あっか

号泣。号泣に次ぐ号泣でした。小説でこんなに泣いたの、思い出せないくらい久しぶり。同じくらいの子を持つ母として感情移入しまくってしまったのか、まさかこんなに泣くなんて…最後の麺屋のおっちゃんの対応、文林の所作に、しまりかけていた涙腺がさらに崩壊しラスト50ページは結局ずっと泣いていた気がします…謝月枝のところでもホロッと来たのに、衝撃はその比じゃありませんでした。これによって小玉は何か転機になるのかな…終盤以外は相変わらずコミカルで、ちょっと抜けてる小玉笑える、清喜やっぱり好き、赤くなる文林萌え!でした。

2018/07/15

あっか

新刊(11巻)を読む前に復習の再読祭り中。あー再読でもやっぱり泣いた。無理…堪え切れない…むしろ読み始めから憂鬱だったくらい。このシリーズの中で1番読むのが辛い巻かも知れない。従卒の「我々が発見した折には…」…という報告で浮かんだ情景に、何度でも涙腺崩壊する。最後、清喜や文林とのやり取りのコミカルさで一瞬明るさを取り戻したけど、最後の最後、麺屋のシーンでまだ涙涙。思い出しても鼻の奥がツンとするわ…この巻の裏テーマは母親、かな。色々な方、色々な立場の母親達が模索しています。

2020/06/17

さくらさくら

う~ん。悲しい。この第三幕の読了後『カクヨム』に明慧視点の物語がある事を知り読んでみた。少しだけ気持ちが救われた。

2019/04/23

ゆき

諸事情で遅れて入手した第三幕。一巻からして明るさとほの暗さが同居してる話でしたが、今回は特にその落差が激しいです。一方で何かを得て一方で何かを失うという無常感、この物語だけでなく現実でも、いつも朗らかに笑っているように見える人も様々な哀しみを抱えているという当然のことを再認識させられる話でした。言葉にすると陳腐になってしまうけれど… 最後のシーンが印象的でした。1、2巻もそうでしたが、この作家さんのラストシーンの言葉選びというか雰囲気というか、語彙がなくて上手く言えないけどとても好きです。

2016/02/13

よっち

小玉が「文林に新たな出会いをあげよう計画」を推進し、人員整理で見つけた謝充媛のもとへ文林が足繁く通うようになった結果、後宮内の空気が変わる第三弾。どうも小玉のやること考えることは理解できなくはないけど少しズレているというか、お互い相手のことは分かっていると思うからこそ、微妙なすれ違いが重いですね。二人の立場ではそうせざるをえないと分かっていても、それによって大切なものが失われる現実を突きつけられた今回、最後の麺屋の出来事が切なく、救われる気持ちにもなる場面でとても印象的でした。次巻も期待して待っています。

2016/02/11

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