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棺姫のチャイカIII (富士見ファンタジア文庫)

棺姫のチャイカIII (富士見ファンタジア文庫)

棺姫のチャイカIII (富士見ファンタジア文庫)

作家
榊一郎
なまにくATK
出版社
KADOKAWA/富士見書房
発売日
2011-10-20
ISBN
9784040710532
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棺姫のチャイカIII (富士見ファンタジア文庫) / 感想・レビュー

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灰猫

Kindleで読了。今回は信頼がテーマで裏切られた英雄と、裏切られても信じることは自分の中のことだと思い、信じることを続けるトールとの対比がいい。心理描写や主人公の葛藤から変化までの流れが綺麗に描かれている。竜娘のフレデリカも半仲間入りという感じ。ゆっくりと話は進んでて長く続ける気満々なのが見て取れる。文章としては説明の差し込み方がうまく、無駄なく世界観やら魔法の設定をわからせるという感じかな。普通にしゃべるチャイカも結構新鮮だった。北方の言葉なら普通にしゃべるわけね。

2016/11/16

なお

とりたててど派手、な戦闘描写ではないけれど戦闘中の駆け引きだとか動きだとか合わせてもろもろ、上手いなあと思う。とにかくわかりやすい。でもだれてない。信じるとはつまり、にトールなりの答えを見出だした巻。あとヴィヴィ、額に書くなら筋肉じゃなくてただ一文字、肉だ!

2015/03/13

鳥義賊

アニメではサラッと流された話だが、『信じること』を考えさせられる、しっかりした良い話でした。「いいじゃないか。騙されたってよ」シンプルだけど、ちょっと感じ入るセリフでした。サービスシーンあり(榊さんっ貧乳派?)、ボケもキレてるし、冒頭からエンディングまで一貫したテーマもあるし、さすがはベテラン。いい仕事してますね。

2014/06/06

いっかく

絆が深まる話。信じると言うことは容易いけど一方的な物でしかないのかなと思った。それでもいいと思える人に出会えるトールは幸せですね。トールよ、そこ代われ。

2016/08/31

葉(21)

アニメ版では霧の虚構によって作られたチャイカに騙されて泣かされるトールを見て笑うだけの回だった気がするけど、原作は実に実のあるこれからの話にとって大事な巻だったと思う。とりたてて派手な戦闘やイベントがあったわけじゃない。ジャンルがアクションからヒューマン系にシフトしたような感じといえばいいか。信じることは視界を白く染め、疑うことは見るもの全てを黒く濁らせる。同じ盲目的だというのなら、信じて信じ抜いたほうがまだ救いがありそうな、自分だけはそれを誇っていられるような。そんなことよりチャイカとお風呂に入りたい。

2015/03/20

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