棺姫のチャイカVI (富士見ファンタジア文庫)
棺姫のチャイカVI (富士見ファンタジア文庫) / 感想・レビュー
晦夢
航天要塞に乗り込んだトールたち。様々な戦いが起きる中、チャイカは同じく銀髪に紫の瞳のレイラにチャイカという存在が何かを教えられる。リカルドやべえな。所詮素人は素人ということだけどホント異様。いやそれにしてもフレドリカの舐めプがすごい。何回殺られそうになってんだw ジレット隊も激動。次巻も楽しみ。
2014/11/12
nineteen11
ようやくアニメ1期分まで読み終わりました。戦闘部分等アニメと若干違いがあったものの、最終的な結末はアニメ通り。リカルド・ガヴアーニの航天要塞起動の目的や生い立ちなども、アニメではイマイチ分からなかったのが説明されておりスッキリ。命とは?生きる目的とは?戦国時代上等を叫んでいたトールが、これから向き合っていかなければならない問題となるのでしょう。 チャイカという存在、ガズ皇帝の遺体に加えて棄獣ともつながりがあるよう。謎は深まるばかり。そしてジレットの生死は?衝撃を受けたヴィヴィも心配。
2014/09/23
灰猫
Kindleで読了。ややアダルトな感じもする話。やはり青チャイカだったレイラ。どうもチャイカも秘密がありそう。やはりガズ皇帝が作ったクローンなのかな。黒チャイカもでる感じ。今回うまいのは殺人鬼の敵をだして、トールと戦わせ素人と玄人の視点から、トールのサバターとしての在り方をはっきりさせたところと、チャイカに対するトールの考え方と、チャイカのトールへの考え方がはっきり出ているところかな。アカリは洗脳が溶けて、普通?に戻った感じ。棄獣とかもその実作られた存在なのだろう。相変わらず、SF的な感じもする感じ。
2016/12/06
京和みかん
棺姫のチャイカ6巻。上下巻の下巻に当たる構成で、前回からの物語が引き続き展開されています。表紙の蒼い娘とヒロインであるチャイカとの関係性や、トールの戦争に関わる者たちとの間での話など、様々にテーマに関係するものを盛り込んでいます。なかなかお腹一杯になるストーリーだったんじゃないでしょうか。それにしても基本的にこのシリーズがテーマにしている「時代」や「戦争」といった姿は、もちろん現実にも当て嵌まるわけで。いつの時代にも、時代から取り残される者はいますので、それが身につまされる思いです。さて、続刊も読もう。
2016/11/07
hexia
アニメ未見。なんのために生きるのか、なんのために戦うのか、執拗に問いかけ若者を翻弄する物語の6冊目。トールについては一段落し、本巻ではチャイカに焦点が当たる。何のために父王の遺体を集めるのか、集めた果てには何があるのか、そもそも何者なのか、まったく明かされていない現段階で彼女を中心に据えるのは当然の作劇であろう。好きで暗殺者をやっているわけではないヴィヴィの、目的とプロ意識に関する挿話もアクセントとして興味深い。色々と考える余地があり、続刊期待重点の作品である。関係ないですが、フレデリカさんつえーっすねw
2015/01/07
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