ロクでなし魔術講師と追想日誌8 (ファンタジア文庫)
ロクでなし魔術講師と追想日誌8 (ファンタジア文庫) / 感想・レビュー
よっち
みんなが不在のなかでグレンの家に住み込みすることになったルミア、黄金のきのこ狩りをすることになったグレンたち、システィーナが執筆する物語のファンとなった貴族令嬢、魔導探偵ロザリーの事件簿ふたたび、そしてルミアとグレンの初めての出会いを描く番外編第八弾。貴族令嬢のエピソードとか魔導探偵ロザリーも良かったですけど、女王陛下直々にお膳立てするルミアの住み込みエピソードやグレンとの初めての出会いが良かったですね。こういう短編になるとみんなお茶目になるなあと楽しくなります(リィエルだけはどこでも平常運転だけどw)。
2021/03/19
nishiyan
ドラゴンマガジン掲載の4編に書き下ろし1編が加わった短編集第8弾。第一話はルミア、第二話はシスティ、第三話はハーレイ先輩、第四話は短編ではすっかりおなじみの魔導探偵ロザリーがメイン。書下ろし第五話は本編の前日譚であるルミアとグレンの出会いが描かれている。母に捨てられ複雑な感情を抱えていたルミアがある事件に巻き込まれる。グレンに救助され、紆余曲折を経て本編第一巻に至るというのが実にドラマティックでよかった。彼との鮮烈な出会いと交流が今のヒロイン力の原点。本編での活躍がますます期待できる。次の短編集も楽しみ。
2021/03/21
ヤギ郎
「ロクでなし」シリーズの短編集第8弾。『もしもいつかの結婚生活』これはルミア回。ルミアに恋愛イベントが回ってくることが多い気がする。そして、女王自由すぎ。/『魔道探偵ロザリーの事件簿・虚栄編』短編を中心に登場するポンコツ探偵ロザリーの物語も思ったより長く続いている。今回の事件でロザリーにはシスティーナとリィエルというファンがついた。本編第1巻の前日譚、ルミアとグレンの出会いも収録されている。
2021/04/05
シャルシェ
ルミアのエピソード満載で良かった。作中で幸せになってほしいヒロインナンバーワンである……でもシスティもリィエルもセリカも良いキャラだからみんな幸せになってほしい。イヴが家に乗り込んできた時、変な笑いが出た。イヴも好きなんだよな。イヴも幸せになってほしい。僕は強欲なのかもしれない。次巻も楽しみ。
2021/03/27
ダイ
今回もドラマガに掲載された短編と書き下ろしの話が収録されてました。本編がシリアスな状況なので短編の日常話は良い清涼剤ですね。また、表紙の通り今回はルミアが印象的でした。一つ目のルミアの擬似新婚話はこのシリーズでは珍しく甘々で良かったですが、書き下ろしの短編を読んだ後に読み返したらまた感慨深くなりました。書き下ろしはルミアとの出会いと誘拐事件の救出が描かれてましたね。過去話は重苦しいですが気になっていた過去の出来事なのでやっと知れて良かったです。時系列的にそろそろセラとの死別の話も描かれる様な気がしますね。
2021/03/20
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