KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

紅霞後宮物語 第十二幕 (富士見L文庫)

紅霞後宮物語 第十二幕 (富士見L文庫)

紅霞後宮物語 第十二幕 (富士見L文庫)

作家
雪村花菜
桐矢隆
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-12-15
ISBN
9784040739144
amazonで購入する Kindle版を購入する

紅霞後宮物語 第十二幕 (富士見L文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

あっか

待望のシリーズ最新刊。仙娥の謀により冷宮送りになった小玉。はあ?結局仙娥は何がしたかったの?が正直な感想だけど(笑)元々庶民だからか味方を増やしてイキイキする小玉はさすがでしかない♪このシリーズは本当に普通の後宮小説と一味も二味も違ってヒーローとヒロインの関係性が一進一退、二歩進んで三歩下がるみたいな感じで笑、もうどうなるか分からない!物語の着地点は一体どこへ?皇后じゃなくなった小玉、少女小説にあるまじきヒゲを蓄えた(笑)文林との関係は一体どうなるの?なんだか今までのシリーズとは違った読後感でした。

2020/12/22

よっち

仙娥によって皇后の地位を剥奪され、後宮の最下層・冷宮に落とされた小玉。粗末な衣で下働きに従事する一方、支持者たちは復帰に向けて動き出す第十二弾。表紙の文林のヒゲ…後の展開を思うとつい笑ってしまいましたが、悲惨なはずの冷宮暮らしもどこまでもついてくる清喜たちの存在が効いていて、むしろ小玉が不在だった後宮の動きの方が今後に影響してきそうな…顛末としてはどうにかこうにか無難なところに落ち着きそうですけど、年月の経過を痛感する描写もあって、一度気づいてしまったこと、変わってしまったものはもう元に戻れないですね…。

2020/12/15

はなりん

仙娥編?の決着。冤罪で廃后され冷宮行きになった小玉。皇帝の文林も小玉も、絶対的な味方が減ったなぁ。冤罪にも関わらず、跳ね返せる力がない。0幕が仲間で囲まれているだけに、なんだか寂しい。最後は2人の関係が新たなものとして、また近づいた感じなので、よかったかな。

2021/10/02

よっしー

今回は国内での話がメインでしたね。小玉は冷宮送りという中々過酷な環境であるはずなのに、生来の生まれや軍属上がりということもあって、見事なまでに環境に適応していてビックリでした。そんな中、暗躍していた人物が早々に退場し、小玉は後宮に返り咲き…。何だかと思う中での、文林の体調不良を含む面々の老いが感じ取られてきました。そう考えると、零幕の方がはつらつとしていて、個人的には好きですね。

2024/02/04

mariann

この数巻、仙娥に始まり仙娥に終わっていたものがようやく終息。他の方が言っているように、ほんと何がしたかったんだ…が全て。 ストーリー紹介で、冷宮に送られた小玉は意外にも生き生きと下働きに励み…いやいやいや、誇張だよ(笑)そんな生き生きした描写があった?思い起こせばってだけだよ。弱っていく文林、小玉も歳とったよね〜。惰性は否めないけど取り敢えず次。

2022/06/27

感想・レビューをもっと見る