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紅霞後宮物語 第十四幕 (富士見L文庫)

紅霞後宮物語 第十四幕 (富士見L文庫)

紅霞後宮物語 第十四幕 (富士見L文庫)

作家
雪村花菜
桐矢隆
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-07-15
ISBN
9784040746029
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紅霞後宮物語 第十四幕 (富士見L文庫) / 感想・レビュー

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あっか

新刊、シリーズ完結!泣 少しずつ全てを畳んで行くような、着実に終わりに向かっていくような、そんな雰囲気が全体的に漂う1冊。舞台は後宮だけれどリアルな「人間」や「ある時代」を描いている感じがして、だからこそ大ハッピーエンド!ではなくどこか物哀しいです。皇后としては幸せいっぱいではなかったかもしれないけど小玉個人としては幸せになれたようで良かった。その伝説も縁ある馮王女の中に影響を残したんだな、こうやって物語は続いていくんだなと(将軍は鳳の子孫なのか?)。あとがきにて、まだ何か続くとのこと!何だろう?楽しみ。

2022/07/16

MATSU

完結しましたね。各方面にキャラがいたからもっと入り乱れるのかと思いきや😅ある人が小玉に声をかける位な感じしか私は気づけず。周りにそれだけこだわったらもう少し入り乱れてもいいんじゃないかな?って思っていたんですが。文林もあっけなかったし。ちょっと時間をかけすぎて読んでしまったので、中弛みと飽きが私にはきてしまったんだと思います。一気に読んだら感想は違っていたかも。外伝どうしよう。長いかな?

2022/08/06

はなりん

完結?あとがきにはまだ少し続くような事も書いてありましたが…。最後の結末は小玉にとってはよかったかなぁ。隣国のお話は、長男や雅媛のその後を語るのには必要だったのかも?だけど、イマイチ関係性がよくわからなかった。文林との最期が少し物足りない感じがした。軍での関係から様々な関係性を築いて来た2人の最期がなんだかあっけない。最後にやっと夫婦らしくなってきたので、もう少しこの関係を見たかったかなぁ。

2022/09/12

よっち

あれから七年。小玉が養育する令月は七歳になった。紆余曲折はあったものの小玉は皇后に戻り、文林と穏やかに年を重ね円熟した夫婦関係の結末を描く第十四弾。皇帝としての文林の治世も終わりが近づく中で、皇后として返り咲くことを目指す小玉を取り巻く状況の変化。皇后としてはあまり出来が良くなかったという二人の客観的評価はなかなか興味深かったですが、いや何というかいつか終わりはあるとしても、まさかこういう結末に向かうとは思わず正直びっくりしました。でもとりあえず幸せそうで良かったです。まだ何か続くということで続巻に期待。

2022/07/15

きょん

完結巻。何というか、もうちょっと小玉の評価って後世でも高かったのかと思ったけど、同世代でも後世でも皆さんシビアな評価なのね。結局文林に最後まで振り回された感はあるけど、夫婦とも相棒とも主従とも上司部下とも括れない関係性が結構良いんじゃないかなと思う。ところで続くのは零幕の事?

2022/10/18

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