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お邪魔してます、こたつ犬 (富士見L文庫)

お邪魔してます、こたつ犬 (富士見L文庫)

お邪魔してます、こたつ犬 (富士見L文庫)

作家
尼野ゆたか
ねこまき(ミューズワーク)
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-11-15
ISBN
9784040746807
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お邪魔してます、こたつ犬 (富士見L文庫) / 感想・レビュー

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煮豆

疲れた人の前に現れるこたつに入った柴犬。それが《こたつ犬》である。こたつ犬はしゃべるし料理もするし、“や”なことも代わってやってくれる。もふもふでかわいいだけではなく有難すぎる存在。そんなこたつ犬に出会う人たちの連作短編集。あの人がこっちのお話ではこうなっていた!というのがとにかく楽しい。3話の彼にはイライラしっぱなしだった!とっても有難い存在のホットクックをけなすなんて!ホットクック様様の生活を送っているので。許すまじ!最後のお話でウルッときた。ファンタジーは苦手だけど、これは読んでよかった!!

2023/11/29

よっしー

こたつに猫ではなく犬?と、気になって手に取りました。疲れていても休まない(いや、休み方を知らない?)人のお家にこたつと共に現れる柴犬。こたつに入り、のんびりとくつろいで美味しいものを食べて…目の前に居るのが犬だからこそ、本音も言えるようになるのかな。やなことを変わってくれるお陰で、客観的に自分を見つめ直すことが出来る機会が持てるのも良いですね。こたつ犬の始まりともいえる最後の話は切なくもありましたが、その後の行動を見ていると悪くはないのかな。私の前にも来て欲しいです。

2023/09/21

Karl Heintz Schneider

一人暮らしのOL宏美が、ある日家に帰ると部屋にはなぜか、こたつに入った犬が!「お邪魔してます。おかえりなさい、 お仕事お疲れさまでした。」しかも、しゃべってるし。ビックリして追い出そうとする宏美だったが、この犬、家事も対人関係も完ぺきにこなすスーパードッグだった。ずるずるといっしょに暮らすうちにやがて、なくてはならない存在に・・・ゴリゴリのファンタジーではあるが寒さの厳しい今の時期、自分の帰りを笑顔?で迎えてくれて温かいご飯まで作ってくれる。こんな犬がいたらいいなあと読みながら思ってしまった。

2023/01/11

あつ子🐈‍⬛

尼野センセの新刊です。今度はわんこだ!かわいくてちょこざいな(笑)わんこが突如リビングに出現して、部屋の主の心の重荷を下ろすお手伝いをしてくれます。もれなくおこた付きです。ほぅ…(暖)福井育ちとしては第一話『母とこたつ』のエピソードに、にまにましたりしんみりしたり。ナチュラル福井弁まだ話せるんやざ。 全部好きですが、とりわけ第三話『家事とこたつ』が一番良かったです。いずこの時も思いましたが、尼野センセはモラハラ男を描くのがうまい…憎々しすぎて口にパプリカ詰め込みたくなりましたよ、ふふふ。続編読みたいです。

2022/12/05

小梅さん。

こたつを背負って現れた柴犬が、疲れた人の心を救ってくれる。 不思議な性格で、渋くていい声なんて、1度お会いしてみたいw ああいう子をぎゅーっとして、思いっきりモフりたいw 最後の1編。あの子がそうなのだろうけど、ちょっと中途半端なような。 あそこから何があってああなったのかの方が私は知りたいなぁ。 シリーズ化されるのだとしたら、少しずつ明かされていくのかな。

2022/12/08

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