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真面目に生きると損をする (角川新書)

真面目に生きると損をする (角川新書)

真面目に生きると損をする (角川新書)

作家
池田清彦
出版社
KADOKAWA/角川学芸出版
発売日
2016-06-10
ISBN
9784040820712
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真面目に生きると損をする (角川新書) / 感想・レビュー

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キキ

まず池田先生が好きなので手に取った本。タイトルだけ見ると真面目に生きる事を否定していると思うかも知れませんが、そういう事ではなく、もっと視野を広げマスコミや大多数の人の意見に流される事なく、自分で調べて自分の頭で考え生きていかなければいけないという内容。長いものには巻かれろ。日本人は特に大多数の意見に流され安いのかもしれない。沢山の情報を自分で考慮しながら生きなければいけないですね。

2016/09/29

黒頭巾ちゃん

タイトルから「好きなように生きよ。ゆるゆる」と想像すると間違いです!筆写の言いたいことを“真面目に”我慢せずに言ってます。⚫長生き反対!製薬会社を税金で儲けさせるスローガン⚫健康促進法→好きなようにさせろ。違憲だろ。⚫LGBTなどマイノリティを認めない人は、いなくなればいい。⚫人口減→資源が減らないばかりか、資本家がヤバくなるのでよいではないかっ!社会の常識に真面目にとらわれなくてよいということですね

2017/01/16

 

真面目な生き方そのものを否定しているのはでなく、物事を真正面から真面目に受け取り鵜呑みにせず、ときには視野を広げ多角的に見ることも必要である、ということでした。温暖化のくだりが面白かったです。確かにビジネスの匂いがします。

2016/09/11

テツ

考えてもどうにもならないこと、絶対に解決などしないことについて延々と悩み、過去を悔やみ未来を憂いて日々を過ごす。そうした姿勢って「真面目」なんだと思われがちだけれど、そんなところをウロウロしていても生きる上で全く得などしないということ。どうせ近いうちにくたばるのだから今この瞬間に重きを置いて、世間一般的には刹那的だと白い目で見られるような生き方への提案。著者の御意見全てに賛同するわけではないけれど、きちんと自らの思想とスタンスを表明していく態度は素晴らしいよな。自分のやりたいことをやりたいように。

2023/06/05

tsu55

社会的な矛盾について科学者らしく論理的に、そしてわかりやすく語っている。言っていることの中には刺激的な内容もあるのだけれども、時折あらわれるべらんめえ口調がそれを和らげてくれている。 書いてあること全てが首肯できるというわけではないが、こういう考え方もあるのかという気付きを与えてくれる本ですね。

2019/12/29

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