日露外交 北方領土とインテリジェンス (角川新書)
日露外交 北方領土とインテリジェンス (角川新書) / 感想・レビュー
Happy Like a Honeybee
巻末にある作品はロシア情勢を俯瞰できる手掛かりに。 2〜30年経ても、民族の内在的論理は大きな変化がないのか。 中国を牽制するためにもロシアとの協力は不可欠だ。
2017/07/25
元よしだ
ぶつ切り記事~~ ほぼほぼ流し読み~
2018/08/16
たけふじ
筆者が述べるのは「北方領土問題でロシア外務省は譲歩をするつもりがない」ということ。だからこそ、外務省界隈から漏れ聞こえる「日本の法的管轄が認められなければ経済活動を行わない」という一見愛国的に見える提案は領土を放棄するのと同じことだ、と言い切る。そこで必要になってくるのが、日本の法律からでもロシア法からでも解釈できる「擬制」をつくること。恐らく16年末の長門会談の成果がこれになってくるのかと思うが、果たして外務省がどれだけの力を発揮できるのだろうか。会談から1年3カ月経ったが、明るい話は聞こえてこない。
2018/02/25
モビエイト
日露関係、特に北方領土が解決するのかが一番な関心事項で佐藤さんの見解を知りたくて読みました。 なかなか難しいですが、プーチンの時を逃したら無理かもしれませんね。
2017/06/29
なお
別の本で新聞そのままであったならインフォメーションだが、それを切り抜いて部類ごとにまとめるとインテリジェンスになると話していたと記憶している。 前半はまさにそれであり2013~2016年の日露外交について佐藤氏の考察を加えてさらにレベルの高いものとなっている。 日露交渉の背後に見えるアメリカの存在を以前からロシアの声を通じてつついていたとは嫌らしい。けれどもロシアの声は日本語版もあるのに日本のメディアでこのメッセージが取り上げられない違和感の方が強い。
2017/06/22
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