エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く (角川新書)
エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く (角川新書) / 感想・レビュー
W-G
書かれている事自体は、正直、目新しさはない。他でもよく目にする方法論ばかり。しかし、それを貴志さんの作品に当て嵌めて「この作品のこの場面が~」というのは興味深く読める。ただ、貴志さんのような作家さんにこの手のハウツー本を書いて頂くのはどうなのだろう。ハッキリいって執筆ペースは遅い人なので、クォリティ/文章力がともなわない限り、やり方だけ真似て作家になれても食べてはいけないような…。そしてここら辺の一流どころになると、興味を持った対象への掘り下げ方が凄い。熱量というか、こればかりは紋切り型には出来ない。
2017/12/08
ハスゴン
もちろん、タイトルにもある通り小説の書き方が書いてありますが、エンタメの小説の読み方の本でもあるので楽しめます。
2017/11/04
ATS
有名作品をいくつも上梓している貴志祐介さんの小説の書き方講座。重要なのは面白いかどうか、必要のないところは削りまくれなど以前読んだスティーブン・キングの『書くことについて』と類似している部分もあった。やはり一流エンタメ小説家になると極意は似てくるのかもしれない。個人的には純文学にありがちな改行無しぎっちり文章は今後ますます忌避されるだろうと思う(あれが好きな人もいるけど)。いずれは小説を書いてみたい。しかし実は自分はまだ貴志さんの小説を1冊も読んだことないという笑 近々読んでみよう。
2024/06/12
kubottar
エンタメ小説の書き方を貴志祐介がご紹介してくれます。 いつでもメモを携帯しているのは基本です。
2018/02/09
ひみーり
Audible 私は作者の作品を読んでいない。アイデアは降ってこない自分から、つかみ取るしかない→こまめにメモを取る。アイデアは日々の気づきの蓄積。プロット→作者は結末を先に考える。自身の小説を例に出しているのでファンなら嬉しいと思う。
2023/03/05
感想・レビューをもっと見る