KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

思考法 教養講座「歴史とは何か」 (角川新書)

思考法 教養講座「歴史とは何か」 (角川新書)

思考法 教養講座「歴史とは何か」 (角川新書)

作家
佐藤優
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-05-10
ISBN
9784040822099
amazonで購入する Kindle版を購入する

思考法 教養講座「歴史とは何か」 (角川新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Vakira

佐藤氏の講義の書籍版。前に読んだ「新・学問のすすめ」が気に入ったので、これを手に取る。前書きを読み、シンギュラリティというAIの宗教の事が掲載されていた。「AIと宗教」。僕が思うにAIは記憶、演算は出来るが思考は出来ない、だからターミネーターの世界のように人間を支配することは出来ないと思っている。ここは同意見だったので即購入。サブタイトルは「危機を克服する教養知『歴史とは何か』」となっている。まず危機を切抜けているのが世界宗教と説く。佐藤氏は本当によく勉強されている。 宗教と歴史。思想と哲学。

2018/09/19

アルカリオン

p245/267 吉川洋『デフレーション』はデフレ論の良書。日本は他国と賃金の変数が違うと言っている。欧米の労働組合は企業業績が悪くても賃金は賃金だからと要求する。日本では企業が「うちは今年業績が悪い」と言うと、労働組合が妥協してしまう。賃金は低くて構わないと受け入れるから、解雇が少ない。こういう分析が行われている。

2023/01/09

asajee

前から2/3は、しっかりと内容を理解するためには、繰り返し読む必要があると感じた。途中でギプアップしそうだった。残り1/3は、内容が具体的でどんどん読み進めた。また、この1/3は前半2/3を深く理解すれば、さらに分かる内容だと思う。いつか再読したくなった。偏差値は想像以上に侮れないものだとも感じた。一番危機感をもったのは、知の世界は昔からとても深いこと。世の中が複雑になったこともあって深い知の世界を理解した、またはしようとする人が少ないことがこの世の中にどう影響するか。

2018/06/08

ukmsblue

これまで読んだ佐藤さんの本の中で一番難しかった。基礎的素養がないために理解できなかったところ多数。ただ、近代の超克は難しい、という考え方は理解できた。近代(的枠組、諸制度、それを支える思想)という、便利だが、厄介な輸入品の扱いに悩んできたのが明治以降の日本であろう。機能的な服装だが、サイズが微妙に合わない、肌触りに違和感と言った感じか。しかしながらそれが世界の流行であり、受け入れなければ表に出ることすらできないのも事実。イスラムの反発(あるいは中国の勃興)もまた近代に対する異議申し立ての側面があると思う。

2018/05/18

フク

ポストモダンが少しずつ分かり始めてきた

2018/12/06

感想・レビューをもっと見る