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世界史の大逆転 国際情勢のルールが変わった (角川新書)

世界史の大逆転 国際情勢のルールが変わった (角川新書)

世界史の大逆転 国際情勢のルールが変わった (角川新書)

作家
佐藤優
宮家邦彦
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-02-09
ISBN
9784040822426
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世界史の大逆転 国際情勢のルールが変わった (角川新書) / 感想・レビュー

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岡本

元外交官の二人による様々な国際情勢をテーマとした対談本。以前も二人の対談本はあったが、安定して面白い。ニュース番組やテレビの簡単な解説では分からない部分を知る為のきっかけ作りにもなり得る一冊。

2019/03/18

T坊主

北朝鮮問題:::カジノは資金洗浄にもってこい。大体体制の転換期には金が必要と。北朝の地下経済には、中国が深く入り込んでいる。北朝問題は米中のせめぎあいの一側面に過ぎない。でも今日6月30日のトランプと金正恩の会談、ツイッターの威力を十分に見せつけたね、でもトランプの思い付きと実行力はすごい。米は先方のオプションを行使できなくなった。拉致問題はトランプ経由で回答が来たら最悪。今後は答えを求めないようにした方がいいと。1953年体制が変わりつつあると。南北が統一したら、植民地支配のキャンペーンが又始まる。

2019/06/30

たらお

朝鮮半島に注目すると、韓国はいまのところ、半島国家ではなく島国。確かに軍事境界線から北へは行けないので、日本と同じで資源を輸入しないといけないし、周りの国と上手くやっていくことを迫られる。そういう点では日本と価値観はある程度共有できているが、これが朝鮮統一となった場合、核を持ち、大陸とつながることから、アジアのパワーバランスが大きく変わることが考えられる。韓国の日本に対する考え方もより苛烈になるのだろうか。徴用工問題再燃で日韓の関係も悪化。今回強気に出た日本の判断がどう影響していくのかを注視。

2019/07/20

ブラック ミッフィー の チョコちゃん

●北朝鮮が核兵器を放棄どころか、今後も持ち続けるということ。もう一つは アメリカにはこの問題を 解決するための 軍事的オプションがない ということです。 こうした関係性が出来上がった以上 その主導権は常に 北朝鮮が持つことになります。 これは 金正恩が トランプの足元にある 国内問題をよく観察した成果だと思います。 ← ← ← ★核兵器のない世界になるのは いつになるのやら……。

2019/03/05

羊山羊

エネルギー政策、中国、AIが主な題材で、地政学のようなローカルな問題とIT,AIのようなグローバルな問題が両方共に世界を引き裂いていくようなイメージ。また、中国の権力の集中化や中国が国内を抑えきれずに故に各国と歩調を合わせられないが故の「世界の中国化」という指摘はすごく的を射ていると思う。これと経済不安が昨今の香港デモに繋がっているフシは十分にある。良い対談本でした。

2020/01/03

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