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未来を生きるスキル (角川新書)

未来を生きるスキル (角川新書)

未来を生きるスキル (角川新書)

作家
鈴木謙介
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-05-10
ISBN
9784040822709
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未来を生きるスキル (角川新書) / 感想・レビュー

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Kentaro

イノベーションを起こすのは難しい。それは、ある程度の失敗を許容しなければならないからだ。たとえば、チャレンジングな企画を実行し失敗してもクビにならないこと。あるいは、アルバイトや派遣社員でも、アイデアを生み出す場所に参加できる仕組みを作ること。つまり、企業の収益を上げる環境を作るために、従業員を大切にする方向へ進めるかどうかが鍵を握っている。 いま多くの企業で実際に起きているのは、むしろ逆のこと。失敗が許されない企画を、クビになるのを恐れるごく少数の正社員が頭をひねって考えるので、無難な企画しか出せない。

2020/04/04

あいくん

☆☆☆☆次の社会を生きるためのスキルである「協働」の価値について述べた本だと鈴木さんは書いています。AIによって仕事がなくなるのは大げさだ、「協働」が社会に新しい仕事と幸福をもたらす、自己投資とは学び続けること、学んだ内容よりも学んだ姿勢、お金では買えないつながりをつくる、ジモトを大切にする、家族について、など未来に明るい希望が見える本です。かつての「町内会」や近所で醤油の貸し借りをしていた頃を鈴木さんは懐かしんでいるようです。

2019/11/20

ほじゅどー

★★AIにより仕事が全てなくなる訳ではない。必要なのは学び続ける意欲。会社に人生を預けきれないなら、どうするか?老後資金を貯めておく。家庭や会社でないもう一つの場所、サードプレイスを持つ必要性。協働が鍵であるが、簡単には構築できない。同じ趣味を持つ人たちの趣味縁のコミュニティは弱いつながりであるが、大事な居場所であり、信頼関係は強く、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)がポジティブな効果をもたらしている。

2022/07/02

パキ

ちょっと古い本だったのか、既知だったりよく聞くような提案だな、という読後感。唯一「のび太くん家はマイノリティ」という点。サザエさんもちびまる子ちゃんも今ではマイノリティだから、今の家庭像ではアニメにする題材として弱いのか、それとも家庭像が多様化してしまって「これ」という1つのものがないのか。本題とは違うところで少し考えた。

2020/09/20

nnnともろー

汎用的なスキルや知識。協働することで良い社会へ。仕事、教育、地域、家族など幅広く論じている。やはり多様性。

2021/05/23

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