おやすみ、テディ・ベア(下) 赤川次郎ベストセレクション(19) (角川文庫)
おやすみ、テディ・ベア(下) 赤川次郎ベストセレクション(19) (角川文庫) / 感想・レビュー
coco夏ko10角
爆弾入りかもしれないテディ・ベアが人から人の手に渡る上に偽テディ・ベアまであって…。手にした人たちに悲劇が。本物のテディ・ベアはどこにあるのか、そもそも本当に爆弾が詰まっているのか。終わり方は意外というかあっけない感じ。
2022/08/15
にゃんころ
下巻は野心丸出しの事件が多くてちょっと重め。その割に展開に斬新さが無いので、上巻よりいまひとつな印象が。特に最後の事件は後味の悪いままラストに流れてしまい、スッキリしないままあっけなく幕引き。ありゃ。個人的に赤川作品の難点と思っている、あっさり定番印象薄めの集大成だったなぁ、という感じです。本庄の胡散臭さと爆弾テディ・ベアという面白そうな材料あったのに、活かしきれてなかったという印象なのが残念。
2013/07/08
隅っこゲーマー
テツがいい味だしてる。恒代も病弱な割りに精神的にタフで忠哉も素敵。現実にはチンピラや不良とかかわりたくないけど、こうもステレオタイプ的に登場すると、安心して読める。最後の結末は予想外だった。
2013/11/22
牧瀬ちゃみ
[★★☆☆☆][2013年45冊目]:一つの品物がさまざまな人の手を渡っていくうちに、いくつかの人生を垣間見るオムニバス的手法で魅せる作品。構成は悪くないのだけれど、その中身は赤川作品でよく見るありきたりな展開に終始した印象しかなく、軽く読めて後に何も残らない作品でした。
2013/04/05
えり
劇的な世界からぷっつりと関係を切れてしまえる、そんな感じが羨ましかった。
2015/09/05
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