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少年陰陽師 六花の眠り (角川文庫)

少年陰陽師 六花の眠り (角川文庫)

少年陰陽師 六花の眠り (角川文庫)

作家
結城光流
角川書店装丁室 西村弘美
出版社
KADOKAWA
発売日
2011-11-25
ISBN
9784041000212
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少年陰陽師 六花の眠り (角川文庫) / 感想・レビュー

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mocha

防人の哀しい魂を導くことはできるのか?都を護るために日々命を削って闘っている昌浩、そうと知らず嫌味な敏次。それでも敏次を尊敬する昌浩はえらいなあ。十二神将の個々のキャラが見え始めて、より面白くなってきた。

2019/03/10

nins

シリーズ第5弾。ここまでくるとシリーズものらしく、少しゆっくりな展開に入った感じ。それでも面白いのは昌浩ともっくんの掛け合いがテンポ良く飽きさせない。物語の中心は「帰ろう」という一念をもつ防人の霊。その周りで起きる事件を含めて進む。貴船の祭神が女神だったり、それを知った彰子の気持ちが動いたりとニヤリとさせる内容もありつつ、シリアス面では、紅蓮の過去が垣間見えたりなど。昌浩と紅蓮の絆がなんともいえません。十二神将も今回また新たに判明の太陰が登場。風の力を持つ神将。青龍も含んだ伏線を残しつつ次も楽しみ。

2012/01/13

roomy

再読。

2016/05/23

マサキ@灯れ松明の火

第5巻です。昌浩君…次々と難題が持ち上がりますね。「謎の魂」を庇って、その身の中に…「防人」無事に成仏出来るかしら?切なる願い…叶えてあげてね。昌浩君&もっくん。彰子姫…昌浩君は「紳士」だから大丈夫だけど…無防備過ぎですよ(笑)朱雀…手加減を忘れてる…敏次君、一応は人間なので、少し手加減を…って無理か…?朱雀にすれば…「恋人・天ー」にちょっかいを出す輩だからなぁ★もっくんこと「紅蓮」の過去の心の傷も見えてきました…どうする?昌浩君?

2013/04/23

Haru

立花に思いを馳せる防人の霊に絡めたお話。「帰りたい」と思わせる人がいる幸せと強さ。それは時に呪縛や足枷にもなる。それでも、やっぱり「共にありたい」と願う人の存在はどんなものにも替え難い。昌浩と紅蓮の絆を思うと、すごく切ないけれど、同時にとても羨ましくなる。人にとって10年前は過去のことでも、永遠に等しい時を生きる神将にとっては昨日のことのように感じる、というくだりで気づく。紅蓮にとっては、まだ生々しい傷なんだな、と。

2011/12/08

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