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バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫)

バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫)

バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫)

作家
藤木稟
THORES柴本
出版社
KADOKAWA
発売日
2011-10-25
ISBN
9784041000342
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バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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いーたん

3年程積読してました。奇跡調査官シリーズって面白いんですけど、主戦場がラノベなんで読むのに疲れるんですもの(苦笑) 今回は吸血鬼の調査。それも依頼があってではなく、バチカンに戻る途中での巻き込まれからの個人的興味によるもの。過去、全ての奇跡調査は科学により完全解明だったものの今回は完全にとはいかなかった印象も。ラストの写真に出てきた宿敵ジュリア司祭とエルトン伯爵もとい吸血鬼ブロア家とは今後も絡みがありそうで、楽しみですね。

2014/11/22

和夜

ようやく来ました、ゴシックホラー王道ヴァンパイア!それにしても奇跡調査ではないのに事件に巻き込まれるなんて。しかもローマ・カソリックと仲の悪いイギリスが舞台。トリックとしては『偶然』の自然現象と『不可能ではない』行動や化学が合わさって引き起こされた感じ。相変わらず情景描写が細かくて薀蓄が沢山あるので読み込み甲斐がある。疲れるけど。最後の最後で凄いことになってるけど次巻どうなるんだろう…。

2016/10/15

ひめありす@灯れ松明の火

THEROS柴本さんに吸血鬼とくれば、来たーーーー\(゜ロ\)(/ロ゜)/という感じです。薔薇!魂っぽいもの!美しい!!死んだはずの人間が甦る奇跡はトリックとしては分かりやすいけれど、きっとこれは奇跡として保存しておいた方がいい。この世には秘密にしておいた方がいい事もある。それは神様だってきっとご存知だ。英国国教会とローマンカソリックの違い、民間伝承や実在の人物達、骨相学も興味深かったです。全体にはとても好きだけど平賀を甘やかすロベルト神父のシーンがなかったのと、恒例最後のミサのシーンがないのが残念かも。

2012/03/14

青蓮

第5弾。奇跡調査の帰りに事故に巻き込まれて足止め…あれだけの事故でよく鞭打ち症にすらならなかったものだ(驚)吸血鬼の話しは好きなので楽しめました。趣味で調査やってしまうコンビには笑えるが、適度に謎は謎のままで。吸血鬼伝説がメインの話しだけあって、耽美臭が普段より格段にupしてましたねぇ。それにしても吸血鬼にまで気に入られるとは、平賀流石(笑)平賀のぶっ飛び率がますますupし、相棒の栄養管理もしてあげないといけないロベルトは大変だ(汗)これは成長せざるを得んな。最後の最後でヒヤリ感…流石だなぁ。

2017/04/22

藤月はな(灯れ松明の火)

吸血鬼や起源、吸血鬼の特徴に似た猟奇事件、吸血行為に近いことをする妖怪、キリスト教でのカニバリズムを思い起こさせるあの言葉の解釈などの薀蓄が盛りだくさんでニヤニヤが止まりませんでした。吸血鬼の現象には最初、平賀と同じ見解を持っていたのですが多角的な考察に瞠目です。最後にあの人も登場し、ますます、目が離せない展開になり、続きが楽しみです!それにしても色々な意味で「この村は本当に大丈夫か?」と思っちゃいましたが(苦笑)そして漫画化、おめでとうございます><ありがとうございます、コミック怪!!

2011/10/26

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