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怪談歳時記 12か月の悪夢 (角川ホラー文庫)

怪談歳時記 12か月の悪夢 (角川ホラー文庫)

怪談歳時記 12か月の悪夢 (角川ホラー文庫)

作家
福澤徹三
出版社
KADOKAWA
発売日
2011-11-25
ISBN
9784041000380
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怪談歳時記 12か月の悪夢 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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Yu。

心の移ろいにスポットを当て最後はイヤ〜な気持ちにさせる恐怖物語という意味では面白いんだけど、怪談=幽霊話でなければならないという個人的な思いが強いだけにどうしても素直には…。まあそんななかでも祖父が語る恐怖体験「鬼がくる家」は色濃い怪談テイストが愉しめ満足。

2015/11/26

ROOM 237

Kindle Unlimited無料にて読了。創作怪談12篇入り。福ちゃん本にしては怖くない…うーん…物足りない。怪異とイヤミスのハイブリッドなのか、どっちつかずでブレているせいかのめり込めず。恐怖というより人間に対して嫌悪感を持たせるような描き方、中途半端に色っぽいシーンも多く安っぽい。人の暗闇に肉付けするために敢えて三文小説風にしたかったのかなァ…昔はオレも凄かった語りする面倒くさいおじさんみたい。辛口でごめんなさい🙇‍♀️

2022/07/11

HANA

「迷える羊」以外は人間関係の隙間から恐怖が顔を覗かせるというものがほとんど。こういうのは恐怖感より人間関係の陰鬱さをより強く感じてしまうのでちょっと趣味に合わない。枚数のせいか何が起きているのかという予感以前に終わってしまっている作品がもったいない。もう少し詳しく書けるとよくなった作品が多いのではないかと思った。

2011/12/13

ぺんぎん

幽霊も元々は人間であることを考えたら、本当に恐ろしいのは人間の悪意や嫉妬心や欲なのだ。怪談を読む度に毎回思うことだが、この本は特に人の心の恐ろしさがよく描かれていて面白かった。

2024/08/31

スーヌ

【B+】12話の短編。無駄な前置きが無く、程よい長さでちょっとした空き時間に読むには最適の一冊だった。どれも面白かったけど、特に『隣の女』が好きかな。オチが想定外で見事に騙されたから。(思わず最初から読み直してしまった…)それ以外の話もいろんな角度から描かれてるので飽きない。怪談とは言えないかも知れないがなかなか深みのある作品集だ。

2016/01/24

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