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火神録 考古探偵一法師全の記憶 (角川文庫)

火神録 考古探偵一法師全の記憶 (角川文庫)

火神録 考古探偵一法師全の記憶 (角川文庫)

作家
化野燐
ワカマツカオリ
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-02-25
ISBN
9784041000649
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火神録 考古探偵一法師全の記憶 (角川文庫) / 感想・レビュー

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大阪魂

シリーズ第4弾、これで終わりなんかなあ…この巻は一法師とか佳織・萩原が大学生、院生の頃、京都の過去の大火災になぞらえて爆破事件を仕掛ける敵と戦うってお話。ここで一法師がむちゃくちゃ引きずるトラウマうけたはずなんやけど、なんか最後ロケット弾とか中性子爆弾とかでてきて、むちゃくちゃな展開であっけにとられてるまにおわってしもた…シリーズで見え隠れする組織はここスタートなんやろなあって思うんやけど結局この巻で終わってしもて?尻切れとんぼ…大火災とかちょっと歴史の蘊蓄勉強できたけどやっぱよーわからんシリーズやった…

2024/11/05

はらぺこ

第4弾。 一法師達が出会った頃の話。『一法師全の記憶』やなくて『千装佳織の記憶』やと思う。 今まで謎やった『京都の事件』や『あの方』の事は分かったけど、資金提供等をしてた背後の組織(個人?)の事は分からず。シリーズ物の4冊目やから事件より今までの謎が解明される事を期待してただけに少し肩透かし。やっぱシリーズ物は完結してから一気読みした方がええんかなぁ。

2014/04/01

nins

考古探偵シリーズ第4弾。佳織目線で進む一法師全の過去編。佳織や荻原との出会いからもう一人の女性、後田あいりの話。今までのシリーズではそこまで全面には出ていなかった学生らしい佳織の恋心が新鮮。京都で起こる謎の不審火事件に殺人事件。さらに一法師に影響を与えた人の存在。烏天狗の面を被った謎の犯人。事件は大げさに結末はあっさり。いつもの展開で読者を置いてきぼりにするような急展開さはもう慣れたもの。一法師より周りの登場人物の方が魅力的はのは相変わらず。最後の流れで古屋の妹が持ってきた事件へと続く。

2012/05/17

ひめありす@灯れ松明の火

一巻から折りに触れて語られている、一法師探偵の過去のトラウマのお話。きっと女性関係に違いない!!と思って読んでいたら、案の定そうでした。ももしゃんといいあいりさんといい、化野さんの描くほんわか女性は常に一物なんか腹に抱えているなあ。今回の語り部は佳織さんだった事もあり、愛梨さんにちょっとむうっとしながら読んでしまいました。一法師探偵が一体何を想って行動していたのか分かりにくいこともあって、余計に謎が深まったのです。でも、佳織さんが一法師探偵に惚れた理由はよくわかりました。憧れの君が、王子様になったのね。

2012/06/17

藤月はな(灯れ松明の火)

今ではクール系美人な佳織さんのいじけっぷりや言動が一致しないのに無神経な女性陣に苛々しながら読み続けました。その分、報われなかった(後に報われるようですけど)荻原君や刑事さん達、男性陣はストイックでした。そのため、人工憑霊蠱シリーズと男女の性格が逆転していることに気づきました。猫犯人たちや事件の最後に関しては「いやはや、矛盾しまくりだよ、馬鹿野郎」という思いしかないです^^;考古学且つ歴史の知識は面白いのに「苛々するなら敵前逃亡と見なされても読まずに置くべきかな」と思わずにいられません。

2012/07/19

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