かれん (角川文庫 あ 56-1)
かれん (角川文庫 あ 56-1) / 感想・レビュー
rakim
以前安達さんの小説を2冊ほど読んで、「合わない」と思っていたのだけれどこれは好みでした。老人の亡くなった娘・千勢の替わりをするというちょっと変わった依頼を受けた雪乃。千勢の生きていた証とか残した想い、周りの人物の受け止め方などが直接的にではなくじわりと沁みるような、行間を読ますような物語でした。恋愛小説なんでしょうね・・・と思ったのは読後。
2016/02/19
がぁ
よく書かれている作品だとは思うが、途中に不要だと感じる挿話があったりして、集中して読むことができなかった。
2016/03/13
ゆっ
依頼とはいえ、亡くなった女性の代わりとして生きるとはどういう気分なんだろう。とっても不思議な小説。オチが意外過ぎてかなり驚いた。どうしてこうなっちゃったのか安達さんに聞いてみたい。
2014/03/15
moonchild
不幸なことに、別れは突然訪れる事がある。そんな時、誰もが「あの時、こうしていたら...」と思わずにはいられないだろう。そう後悔することで、実は自分が救われたいのだ。赦されたいのだ。一度、発してしまった言葉は戻らない。そう思ってしまった心は消せない。
2013/12/17
Motley
★★★
2012/02/19
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