いまを生きるための教室 死を想え (角川文庫)
いまを生きるための教室 死を想え (角川文庫) / 感想・レビュー
TANGO
図書館本。それぞれの分野の第一人者による「いまを生きるため」の授業。「死」を想うことは、「生」を想うこと。国語・外国語と、道徳の授業は、特に興味深く読んだ。社会も数学も理科も音楽も美術も、本の冒頭の質問に答えるために必要な教科で、どれも、なぜ?と問いかけ、考えることが大事だと感じた。
2015/02/26
しゅんぺい(笑)
授業形式で、社会のあらゆる事象について考えさせるための種を提示してくれる。中学生向け?なのでとっつきやすく、そのくせ考えさせられます。 最初の言語と理科が特におもしろい。 ただ、これではあまり伝わらないんじゃないか、と思う章もあり、少し不完全な気もします。 でも、とりあえず情熱がすごい。けっこうアツい本でした。
2012/06/20
123456789wanko
養老孟司さんの言葉。「科学は自然を対象とする。しかし科学それ自身は自然ではない。人間が作ったものだからである。」このことを勘違いするから、科学信仰や科学アレルギーなどの誤った反応を起こす、と説く。科学に対して冷静で公正な判断が求められている今だからこそ、強く心に響く。
2012/05/04
shabao
小さい頃は算数の答えを間違えると、当時教育熱心だった父親によく殴られていたなあ。。。自分に子供ができたときは、なぜ学ぶのかをしっかり教えられるような人間になりたいです。美術、数学、音楽がおすすめ。
2015/10/06
gonzou ingandaruma
どの筆者の文章も短いのに読み応えがあります。島田雅彦さんと布施英利さんがお気に入りです。
2015/03/24
感想・レビューをもっと見る