恋は、あなたのすべてじゃない (角川文庫)
恋は、あなたのすべてじゃない (角川文庫) / 感想・レビュー
そる
読む時期間違えた。自分の年齢的にも少し説教くさく、今恋愛気分じゃなかった。若い人向けかな。ただ私はハマると周りが見えなくて相手に迷惑かけがちな上に、気が多いので、時々こういう本を読んでおく(笑)。石田さん不倫・浮気・危険なヤツとの恋愛など全肯定で、修羅場覚悟でやってみればいい、という考え方、大共感でした、私も同じ考えです!「人間なんて、ある人には誠実だけれど別のある人には不誠実だということだってあるもの。だから、ある一面だけを取りあげてゼロか百かでつきあう人は、人間の幅が狭く、とても幼いと思います。」
2021/11/13
seri
仕事に支障が出るくらいに舞い上がったり落ち込んだりして騒いだ恋を終えたばかりの同僚へ贈った本。「いい恋愛とはよく生きることといっしょなんです」石田さんの言葉は落ち着きがあって、優しく心を撫でてくれる。相手のある恋愛だって、自分の人生、結局最後に決めるのは自分自身。構えなくていい、傷付いてもその経験は自分の輝きへと変わる糧になる。がんばりすぎないで、もっと自分の声を聞こう。男性目線で語られる恋愛哲学は少し新鮮で、時にクスッと笑えて。肩の力を抜いていこう、そう、生きることは面倒でも楽しいものだから。
2014/03/07
ann
半世紀以上生きてる男性からの恋愛指南書兼人生指南書。"誰でも「いつかは裏切るかもしれない人」"、、、同感。ニュートラルでいるのは難しいけれど。
2016/10/11
masa@レビューお休み中
石田衣良のエッセイを、はじめて読みました。いくつか小説を読んだ後、この本を手にした訳ですが…これは男性が読む内容ではないですね。単なる恋愛エッセイかと思いきや、女性向けの恋愛指南書でした。しかも、恋愛がうまくできない女性、恋愛に臆病になっている女性、男性心理がわからないと困っている女性が読むようなエッセイですね。恋の駆け引き、テクニック、恋と仕事、恋と人生などなど、具体的な方法を交えながら教えてくれます。数多くの恋愛小説を書く石田衣良に、恋の手ほどきをしてもらう…。そういうのも、悪くないかもしれませんね。
2013/02/20
Chibi
堅い、強い、真面目すぎる…しまいには女武士!なんやねん、それ!と突っ込みをいれたくなるのですが(笑)。周りからのそんなダメだしが、この本を手に取るきっかけになりました。男性の気持ちを綴った上で、女性へ数々のアドバイス。石田さんの穏やかで優しい言葉。押し付けではなく、さりげなく提案してくれていて、素直に入ってきます。楽な気持ちでさらりと読めました。『「こうあるべき」という予定調和の中からは、ハッピーは生まれない。いい恋愛は意外性の前にしかない。』なるほど。気持ちをニュートラルに、ゆるりといくとしますか!
2014/02/11
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