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甘栗と戦車とシロノワール (角川文庫)

甘栗と戦車とシロノワール (角川文庫)

甘栗と戦車とシロノワール (角川文庫)

作家
太田忠司
ミギー
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-02-25
ISBN
9784041001684
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甘栗と戦車とシロノワール (角川文庫) / 感想・レビュー

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nins

甘栗探偵シリーズ第2弾。太田作品らしい青春の中にちょっぴりビターな仕上がり。二学期になって休学から復帰した甘栗くん。どうしてもまだなれない学生っぽくない会話口調も久しぶり。探偵からは一旦離れた甘栗くんの元に「戦車」の異名をもつ不良・徳永からの依頼。依頼内容は行方不明の音辺先生の行方。前半の雰囲気から後半はまた大人の世界を巻き込んでの事件へ。高校生にできる限界。理不尽な世の中。甘栗くん自身にも。後はやはりデニッシュの上に山もりのソフトクリームとサクランボ、タイトルにあるコメダのシロノワールが凄く食べたい!

2012/04/26

ううち

続編だとは知らずに読んでしまいましたが前作を知らなくても楽しめました。キャラもストーリーもわかりやすくて面白かったです。甘栗くんの高校生とは思えないほど大人びた思考、言動に惚れそう。結構タイプです(笑)ころうどんとシロノワール食べたくなりました。小路幸也さんの解説も良かったです。

2014/06/20

したっぱ店員

かわいい表紙とラノベっぽいタイトル、でもやっぱりがっつりハードボイルドなんですね今作も。愛すべき甘栗君の話すかっこいいセリフ、センス感じる。好きです。 今回の依頼者、徳永も魅力的で応援したくなるなあ。楽しく読んでいると最後にぴりっと苦味が効いてて印象深い余韻が残る。続編も(あるのかな?)読みたい。もちろん読んでるとコメダに行きたくなって困った。シロノワールもだけど、今度行ったらスクランブルエッグトースト食べよう!と決意。

2012/04/04

名古屋ケムンパス

徳永が「名古屋最凶の中学生」なら、さしずめシロノワールは「名古屋最強のデザート」でしょう。初心者には「ミニシロノワール」から始めるのをおすすめいたします。ちなみに、名古屋の暑い夏に似つかわしい、文庫巻末の「解説」で語られた「ころうどん」は、たまり醤油をベースとしただし汁が決め手の「名古屋めし」の一品。名古屋に来られた読者の皆さんには、私がとっておきの「ころうどんの美味いお店」をお教えいたしましょう。(連絡をお待ちいたしております。)

2013/07/06

にゃんころ

文庫での再読。結構忘れてたんですが、内容的にかなりハードな1冊でしたね(^^; 改めて読んでも、個人的に先生は好きになれない。それと、やっぱり直哉、三ヶ日の活躍が少なかったのが残念。その分を徳永が持っていったって感じですね。あとがきにあった名作ハードボイルドにはまったく心当たりありませんが、ちょっと興味をそそられますね。

2012/03/27

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