ブリーダ (角川文庫)

コージー

★★☆☆☆21才の女性ブリーダが、修行を通して魔女へと成長する話。個人的にはこれ以上でもこれ以下でもない話。

2023/03/10

寧々子

魔術を習いたいと願う21歳のブリーダという名の若い女性が2人の魔術師に出逢い、教えを請いながら迷ったり戸惑ったりしながらも魔女として覚醒していく姿が書かれています。　「分身」と「愛」に重きが置かれいるけれど、ブリーダや魔術師の言葉からは巧く読み取ることができませんでしたが、ブリーダの母親が語る体験が分身との出逢いと愛について、1番わかりやすく教えてくれました。　ほんの数時間で、私は一生分の恋を経験したのよ、と締めくくった台詞が心に響きました。

2015/06/29

インフルエンザ未遂(田仲風太)

何処かいっそ 哲学的で一人の女性の情熱的な模索した探求に、愛を見えながら各国を旅して求める一筋の光は？、触れた世界の果てにある奇妙な 運命に惹かれる自分の奥深い中にある意識に スピリチュアルな情熱に呻く一人の 暑い女性の自分探しの旅 それにて得たものは？ 自分も旅がしたくなるな いつかは旅がしてみたいな パウロコェーリョ2冊目、次はベロニカは死ぬ事にしたを読みたいな。

2018/07/04

Mao Nakahara

角川文庫から出てるパウロ・コエーリョ作品のラストがこのブリーダでした✨日本訳されてる本を読み切った達成感もありますが、それよりも新しく読めない悲しさの方が強いかな❓パウロの作品は自分の人生観を変えさせてくれる力を感じます‼️また忘れた頃に1から読み直したいです♡

2015/05/16

Sean

『星の巡礼』・『アルケミスト』に続く3作目。ブリーダのお陰でようやくマスコミから注目されて、アルケミストなども世界中で読まれるようになったようだ。 『アルケミスト』を書いた著者は、たびに絡めて人生とはどういうものかについて、本作でも書いているのだと予想していたが、ここでは女性がいかに魔女になるのかというテーマで人生について描いている。 恐らく、魔術を使えるということが、一切の感情と向き合って自分の人生を理性で完全に操ることができる状態になることを指していると思う。

2013/08/04