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秘帖・源氏物語 翁‐OKINA (角川文庫 ゆ 3-10)

秘帖・源氏物語 翁‐OKINA (角川文庫 ゆ 3-10)

秘帖・源氏物語 翁‐OKINA (角川文庫 ゆ 3-10)

作家
夢枕獏
森美夏
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-11-30
ISBN
9784041001905
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秘帖・源氏物語 翁‐OKINA (角川文庫 ゆ 3-10) / 感想・レビュー

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KAZOO

陰陽師のある意味スピンアウト作品なのかもしれません。蘆屋道満が年を経て出てきます。しかも源氏物語の中に。光の君も同じような能力を持っているのかもしれない感じで書かれています。様々な世界の神を二人は探求して、ということでかなりな大舞台のような感じです。私は源氏物語は様々な現代語訳をチャレンジしましたがダウンしています。どうも合わない感じです。このような物語ばかりあれば読むのでしょうが。

2016/07/09

mocha

源氏物語の中でも特に印象的な、六条御息所のくだりを底本としたファンタジー。夢枕版・光の君はとても妖しくて、沙門空海と共通するものがある。光の君とタッグを組むのが蘆屋道満というのも面白い。これは宮廷の人間模様も絡めての大長編にしてほしい。源氏物語をちゃんと読んだことがないという夢枕さんだから、実現しないだろうけど。そして改めて思い知る。『あさきゆめみし』最強!

2019/06/05

優希

面白かったです。『秘帖・源氏物語』と言われるだけあり、源氏物語の世界が妖しげな雰囲気を漂わせていました。原本にもとずくより、自ら作り出したような気がしてなりません。

2019/06/04

ひさか

光源氏が登場するから、秘帖・源氏物語という副題になってるんですね。 芦屋道満が登場しますが、陰陽師シリーズの芦屋道満のまんまの話です。 新ジャンルでなかったのが残念でしたが、これはこれで面白いお話です。

2012/05/20

鷺@みんさー

夢枕氏も、「源氏物語全部読めなくて挫折あるある」で、まさかの『あさきゆめみし』で読了とは…!とても親近感を感じた。そしてあとがきに書かれている通り、傑作である。とんでもない光の君と、蘆屋道満のコンビで、京にある「もの」の正体を様々遡って暴いていく。そのストーリーを、あの陰陽師さながらの筆致で描かれてるんだからもう。心地好いもののけ酔いであった。

2018/12/19

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