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バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔 (角川ホラー文庫)

バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔 (角川ホラー文庫)

バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔 (角川ホラー文庫)

作家
藤木稟
THORES柴本
出版社
KADOKAWA
発売日
2012-05-25
ISBN
9784041002063
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バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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和夜

今回は奇跡捜査ではなくFBIからの調査依頼。ビル捜査官お久しぶりです!いつも通り薀蓄が壮大で読んだ後に疲労感が…。でも楽しいです。平賀の長台詞を簡潔にまとめてくれるビルの存在がありがたかったです。でもダントン・マイヤーの件は…うーん……。理解できなくはないけど納得はできなかったかなー。そんな人ひとり分だけピンポイントに当てられるものなのか…。そして本当にあの人はちょくちょく絡んできますね。1ミリも絡んでこない話とかあるのかな?この話の中で1番怖かったのは最後のビルの話でした。あれは恐ろしい。

2017/07/16

ひめありす@灯れ松明の火

そうか、ロベルトは平賀の事を弟の様に可愛がっているのか~、と冒頭の部分からしてによによしながら読み進めました。神父様サイドの夫婦漫才は今回も変わらずあまーいです。ウィンチェスター館風の幽霊屋敷、サヴァン症候群、ラプラスの悪魔を主とした物理学全般と私の心踊る単語が盛り沢山!!……といっても、理解できてないので概念として好きなだけなのですけれど。謎解きは一部正解の、ほぼ不正解でした。珍しく今回は、人物にまで裏に裏あり。この後この家族どうなっちゃうのかしら。って、最後に一つ!ロベルトは一体どこまで脱いだの~??

2012/12/30

眠る山猫屋

それにつけても、主人公たちの周辺が大変なことに。 シリーズに大転換(或いは終幕?)の予兆か?いやいやジュリア司祭の尻尾すら捕まえてないよ。 そして今回の影の主役はビル捜査官。何が怖いってビルの人生が音をたてて崩れていく様ったら…そりゃ膝から崩れ落ちますわな。立ち直れるのか?大統領候補への心臓破壊攻撃なんて、ビルの悲劇の前にはインパクト薄し!そして怒涛の理系攻撃にクラクラ。陰謀を信じるか信じないかは、あなた次第です!

2012/10/05

ぽんすけ

ビル―!!気をしっかり!う~ん今回今までで一番怖かったな。降霊術と秘密結社とテスラコイル。すごい繋がりだった。今回の件でビルは自分を取り巻く世界が一気に崩れちゃったわけだけど、彼は今後どうなるのかと…。アメリカの典型的な家族だったビル一家が一番怖いわ。そして絶対出てくると思ってたジュリアさんやっぱりご登場でしたね。ロベルトと対峙した時に自分たちは似ていると言ってたけど、なんとなくわかるような気がするな。でもロベルトには平賀(救世主)がいますから!あとローレン囚人だったの?そんで彼は何処へ?続き早く読まねば

2023/04/18

藤月はな(灯れ松明の火)

待ちに待っていたバチカンシリーズ!!まさに題名通りの作品。事件の真実は全てを知った気でいる人間が知っている叡智がまだ、その真理の全体に及ばないことをまざまざと感じました。自分の勉強不足と真理を追究するか否かを問われた気分ですT-T美食家のロベルトはジャンキーなアメリカ料理に悪戦苦闘な様にクスリと笑いつつも信心深そうなのに実は偽善者という人は誰の心にもいるという人間性に対する虚しさとローレンのこと、まっすぐなビルさんに突きつけられた残酷な真実に胸が苦しくなります。

2012/05/26

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