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モニタールーム (角川文庫)

モニタールーム (角川文庫)

モニタールーム (角川文庫)

作家
山田悠介
出版社
KADOKAWA
発売日
2012-06-22
ISBN
9784041003299
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モニタールーム (角川文庫) / 感想・レビュー

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いずむ

モニタの前から離れられない自分。この瞳はいったい、”何”を見ようとしていたんだろう。この先、何が起こるんだろう。”期待”は、それだけだっただろうか。なんてひどい仕打ちを…そう思った時点で物語を閉じてしまうこともできたのに。届かない思いとうらはら、ボクの手は、「さぁ、歩みを進めろ」と言わんばかりにページをめくりながら、子どもたちを、死に向けて追い立てる。本当に貫くべき正義はどこにあったのか。本当に残酷なのはいったい誰なのか。傍観する者は悠々と歩み、堕ちる者は加速度的に堕ちていく。ボクらは、どちらなのだろう。

2012/07/14

ヤマヒロ

たまには山田悠介を読もうとこの本を手にした。わかってはいるのだか読んでいてあまり良い感じはなく、最後のオチも、スイッチを押す時を読んでいないと分からないという、わけのわからない終わり方に腹が立った。

2014/01/11

maya(*ᴗˬᴗ)

うーん。とりあえず言えることは、残酷ですね(((( ;゚д゚)))血だらけの残酷とかそういうのではなく、なんていうか…人として?(笑)1人の監視員と1人の受刑者と何もしらずに残酷な運命?を歩まされる4人の子供達とその子供の世話をするホームレス。全員まったくそれぞれなんの関係もないのに、変にかかわるというか、まじわるというか…。なんか変で、とにかく残酷な話でした(笑)アリサがどうなったのかだけ、凄い気になるー!!

2012/09/19

イズム(清瀬泉夢)

設定などは悪くはないと思います。現実感のないのも物語としていいのですが、基本的に、どの登場人物に感情移入すればいいかがわからない。物語が並行して進むのであれば、それぞれのバランスを考えてほしかった。全体的に内容が薄く、エンディングもとても雑に思えたし、人に勧められるか?と聞かれたらちょっと考えてしまいますね。

2016/04/21

ゆるるん

ただモニターを見ているだけで月給100万円の仕事に就いた主人公。そのモニターに映し出される真実とは!といった内容。色々想像しながら読んだのですが、何か裏があったわけでもなくそのまま物語が終わっちゃいました・・・あらすじは面白いので、もう少し意外性が欲しかったです!何故、秋本は最後にあんなにお喋りになったかとか、ダイチの突然の変貌とか色々謎なところが多かったです。でも、実際こんなことが行われるようになったら嫌だなぁ。想像したらとてもイヤな気分になりました。

2013/08/24

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