九十九怪談 第三夜 (角川文庫)
九十九怪談 第三夜 (角川文庫) / 感想・レビュー
夢追人009
木原浩勝さんの現代百物語の趣向の「九十九怪談」シリーズ第三夜ですが、最低2頁とすぐに勝負がついてとにかく軽い話が多いですね。でも逆にそこが作者の良さなのかも知れないなと思いますね。読後に深刻な気持ちになって後を引き摺る事がないのはある意味でありがたい事だなと思いますよね。『銀行』は客が順番待ちのある席に座ると霊に後ろから肩を叩かれるという話。『影踏み』は影踏みをしようと言った途端に一人の男の子が泣きだす。僕できない!何と男の子には影がなかった!『出産』は死んだ母親の遺影が自ら移動して娘の出産を祝福する話。
2020/04/29
坂城 弥生
家族の話が多かった。子供の夜泣きに悩まされてる時にお母さんが助けてくれる話が好きだった。
2020/12/06
p.ntsk
シリーズ3冊目。今回は動物ものやドッペルゲンガーというか生霊系の話が多かった気がします。印象に残ったのは1話目『借り』。「三百年前の借りは返した」ってどんな因縁だったんだろう。このシリーズは1話見開き1ページくらいの分量でもの足りなさは感じるけど煽りやへんな解釈がないのがいいです。[共読反映の為登録]
2019/08/04
急いで突厥
夏が来たのでホラーを読んでみた第18段。 シリーズ第3段。 今回は不思議系の話が多く、あまり怖くはなかったけど、しっかり2日に分けて読みました。
2015/08/26
ムック
これが出ると夏がきたなーと思う。今回も恐かったりホロッとしたり。絶対狐や狸は化かすものだと思う。深夜に読むと鳥肌が止まらないけど、やっぱ夜の方が雰囲気出るんだよなあ(笑)
2012/06/29
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