万能鑑定士Qの推理劇III (角川文庫)
万能鑑定士Qの推理劇III (角川文庫) / 感想・レビュー
どんちん
まぁ莉子さんの相変わらずの常識はずれの行動ですねw ただ今回は、あまりウンチクとかなく、また小笠原とのカラミもなくあっさり系だったかな。小笠原のウジウジ系はうんざりだが、前作の流れですこしは発展?なんて思っていたが、今度は莉子側からちょっと待ってがでるのだから、どんだけ引っ張ればいいの?!でも、「探偵譚」ではそれなりなのだから、となると推理劇Ⅳがキモってことになのだね。このシリーズは千里眼とちがって、莉子自身の物理的パワーでの解決はなく、あくまで頭脳対決なので、多少安心して読めるかなww
2014/09/30
utinopoti27
万能鑑定士Qこと凛田莉子の推理が冴えわたるシリーズ第3弾。錦織英雄は、凄腕の若手贋作家だ。莉子に自信作を見破られたことを契機に更生を誓った彼のもとに舞い込んだ奇妙なツアー招待状。地中海の各都市を舞台に繰り広げられる、贋作サバイバル勝負に隠された主催者の本当の狙いを、莉子は暴くことができるのか・・。自由奔放な展開がお約束のシリーズにつき、今回も突っ込みどころ満載で楽しめちゃいます。特に、キレると凶暴化して手が付けられなくなる錦織の婚約者が面白すぎ。真の黒幕「コピア」とは何者なのか。次回作もヤバイっす♪
2019/01/26
さばかん
面白かったー。 過去最高かどうかは議論の余地が残るところだが。 久しぶりに長編を読めて満足満足。 莉子が孤軍奮闘した。 小笠原はどこに行ったんだ……。 謎解きシーンはちょっとあっさりしすぎて物足りなかったかな。 う~ん小笠原さんもっと頑張ってください。 お次は特等添乗員αのターンですね。 どんなツアーに連れてってくれるのでしょうか。 楽しみです。
2013/05/28
りゅう☆
過去に罪を背負った贋作師達の元に届いた芸術スタッフ募集の手紙。それは費用は全て主催者側持ちで地中海周辺ツアーで各国を巡りながら課題をこなしていくという。ひょんなことから莉子と知り合った錦織は、これが莉子を通して届いたものと思いツアーに参加。イヤイヤ、それならまず莉子に確認するでしょ?パスポートも貴重品も何もかも没収されツアーに参加って怪しすぎるでしょ?まーそこは小説だから目を瞑ったとして…。錦織を探すために婚約者の恵玲梨と共に旅立つ莉子。バルセロナ、サルディーニャ島、アレクサンドリア、アテネ、アルバニア→
2020/07/24
Yunemo
そろそろ作者への思い、限界に近くなってきたかな、というのが読了後の最初の思い。確かに、「過去最高のトリックと謎」かもしれません。あまりにも大風呂敷広げすぎの感。「岬美由紀」と「凜田莉子」、作品の背景、環境は全く違うけど、今までどこかで同一視できる何かがあったけど、作品そのものの質かもしれません。なんとなく、このシリーズに対して、「雑駁感」というイメージが拭いきれません。とは言っても、これだけ長く松岡作品にかかわってきた者としては、まだまだ捨てきれないというのも本音です。次作品また手にしてしまうのだろうな!
2013/05/05
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