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怖い絵 死と乙女篇 (角川文庫)

怖い絵 死と乙女篇 (角川文庫)

怖い絵 死と乙女篇 (角川文庫)

作家
中野京子
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-08-25
ISBN
9784041004395
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怖い絵 死と乙女篇 (角川文庫) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

レーピン:皇女ソフィア。ボッティチェリ:ヴィーナスの誕生。カバネル:ヴィーナスの誕生。ベラスケス:フェリペプロスペロ王子。ヨルダーンス:豆の王様。レオナルドダヴィンチ:聖アンナと聖母子。ミケランジェロ:聖家族。セガンティーニ:悪しき母たち。(レーニ):ベアトリーチェチェンチ。ルーベンス:メドゥーサの首。シーレ:死と乙女。半分以上誰の作品か知らないものだった。朝日出版社刊行の怖い絵3に加筆訂正し2作追加。解説:村上隆。発見角川。シーレが入った美術学校をヒットラーが落ちたことを知った。歴史は深い。

2013/10/29

れみ

怖い絵シリーズ3作目。怖いというか迫力ありすぎなレーピンの「皇女ソフィア」。骨肉の権力争いのエピソードもなかなか。ゲインズバラの「アンドリューズ夫妻」→ホガース「ジン横丁」で当時のイギリスの貧しい人々の置かれた状況を解説しているところはとても興味深い。そしてアミゴーニの「ファリネッリと友人たち」に出てくるカストラート(去勢歌手)についてのところはゾッとしたし教会の抱えていた自己矛盾はとんでもないと思う。今回も、絵の怖さというより、その絵が描かれた時代の様々な姿や裏側を知ることができて楽しかった。

2020/05/18

しゅわ

【図書館】名画が描かれた経緯や、そこに込められた寓意、登場人物のその後 etc… 華麗な絵に秘められた戦慄の背景を知り、より深く絵画を楽しもう!というコンセプトで人気の『怖い絵』シリーズです。タイトルだけ見ての新作!?と思って取り寄せてみたら、『3』をシャッフルして「悪しき母たち」とカバネルの「ヴィーナスの誕生」の2作品が追加した文庫版でした。ボッティチェリとカバネルのヴィーナスを並べ、その“怖さポイント”が違うのが面白いですね。解説を読みながら絵を確認しようとすると…絵の方も文庫サイズで涙。

2014/08/17

かのこ

新・怖い絵は予約数も多くて、借りられるまでだいぶ時間がかかりそうなので、ひとまずこれでシリーズの読み終え(^^) たくさんの「怖い」を味わう中で、遠い過去の作者の思考を目の前にいるように理解できる瞬間があって、知的好奇心をかきたてられるシリーズだった。 中野京子さんの本、他のも読んでみたい!(о´∀`о)

2018/01/23

羽衣 空

怖い絵3の文庫バージョン。世界史はあまり興味はなかったがこれをきっかけに少し感心が湧いて来た。ハードルが少し下がった感。絵と解説を行ったり来たり。文庫なので絵が小さいのが残念だか仕方ない。中野京子さんの他の本も読んでいきたい。

2017/10/28

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