壺霊 上 (角川文庫)
壺霊 上 (角川文庫) / 感想・レビュー
HANA
紀行ミステリ。今回の舞台は錦秋の京都という事で、住んでいた事のある身としては期待しつつ読む。冒頭から寂光院放火という時事ネタを取り入れているが、本筋は行方不明の女性と壺の捜索。ただ女性の家族の様子からある程度は推測できますよね、真相。そのせいか東山界隈に大将軍、老ノ坂と京都に馴染みのある地名は出てくるものの、事件自体はどこかこじんまりとした様相を呈している。殺人も起きるものの、どうも京都と事件が上手く絡み合っていないような印象。京都を舞台にするならあの平安の闇のようなものを絡めて欲しいと個人的には思った。
2020/05/26
Taka
浅見光彦シリーズ。京都を舞台に古い壺にまつわり事件が展開される。下巻に続く。
2020/02/12
☆kubo
今回は京都が舞台。社会問題の話じゃないのでちょっと嬉しい。あー、京都行きたくなる。所々、作者の実体験ぽいシーンがあってそれも楽しい。Gをやっつける所とか(笑)
2013/02/24
ゆう
京都が舞台。京都の地図もついてて旅をしたくなる。肝心の事件は謎が深まるばかり。下巻でどう解決されるのか楽しみ。
2014/08/17
Kiyoshi Utsugi
内田康夫の「壺霊 上」を読了しました。 浅見光彦シリーズの一つで、京都を舞台とした作品です。 警察庁刑事局長の浅見陽一郎を通して京都に住んでいる人から浅見光彦に頼み事が舞い込みます。 調度同じタイミングで雑誌「旅と歴史」の編集長藤田から京都のグルメレポートの依頼が舞い込み、早速京都に向かう浅見光彦。 京都の依頼主が経営している老舗骨董店の娘から母の捜索を頼まれます。 上巻だけだと、まだどのような結末になるのかは全く分からないのですが、面白いのでいつものように一気読みとなりました。
2019/06/12
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