赤い球体 美術調律者・影 (角川ホラー文庫)
赤い球体 美術調律者・影 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー
カナン
人気アイドルグループM13には実在しない娘が一人いる。凄惨な過去を抱え、美島兄妹達の手助けを得て辛うじて現世に繋ぎ止められている青年画家、影の元に異様な相談が持ちかけられたことから、そんな噂は恐怖のパンデミックへと顔を変える。垂れ流されるメロディ、繰り返されるCM、街中を埋める広告。誰もが知らぬうちに赤と黒に泥濘む渦に呑まれて狂い死ぬ。父と子の確執と対立という構図は八雲に似ているけれど美術の中でしか碌に呼吸も出来ない影が繊細過ぎていつ壊れるかとひやひや。物語としては序章ですがこれ国家規模の話になるのか…。
2017/01/17
kumo
★★★☆☆
2020/02/29
カナン
再読。最終巻を漸くゲットしたので再読祭りちゅうです。美術プラスほぼクトゥルフなのでTRPG系が好きな人おすすめです。
2022/08/13
nonたん
鈴木光司さん以来の角川ホラー文庫。甥っ子本。うーん…あんまり怖くないなぁ。どちらかというと、グロいのかなぁ。主人公影の弱々しい感じが…イマイチ来ない…。周りのチーム美島が元気な分、影が喋らない事がどうもなぁ。Hさんのチームをメインにしても面白いかもしれないなぁとか思ってしまった。黒形上赤四郎が今後どうしていくのか…次巻に期待かな。
2012/10/20
ちょん
あまりのめり込めなかったかな🤔職場に置いていて読むのに時間かかってしまった。小刻みに読むと印象が余計に薄くなってしまう…
2024/01/12
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