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少年陰陽師 こぼれる滴とうずくまれ (角川ビーンズ文庫)

少年陰陽師 こぼれる滴とうずくまれ (角川ビーンズ文庫)

少年陰陽師 こぼれる滴とうずくまれ (角川ビーンズ文庫)

作家
結城光流
あさぎ 桜
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-09-29
ISBN
9784041005064
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少年陰陽師 こぼれる滴とうずくまれ (角川ビーンズ文庫) / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

あのひの、おもい。自らの手で、と決めたこと。幸福にしてはあげられないと、未来を別とうと、それでも護る、と誓った。抱きしめた温もりを、今も覚えている。こぼれる雫を隠したくて、うずくまりたくなる体を叱咤して、あの日大切な人を、喪おうと決めた。四年前の、こと。失せ物の相が出ていると、再び言ってくれた人。失せ物は、一体何?紅い紅い、蓮の花びらが散る。鮮血の雫がこぼれ、うずくまる躯がある。ぶり返す、あの日の悪夢。あのときよりもっとずっと、酷い形で。最高の陰陽師になると、だからそれを見届けろ、と。君に誓ったはずなのに

2012/11/20

ミホ

年跨いでお久しぶりのシリーズ、中学生頃から読んでまして…最後まで追いますけど大分溜まってしまった(>_<)前に読んだ『ハサミ男』の後味が尾を引いて気持ちを正すラノベー♪としましたけど、これは重みあるラノベだったことに気付いた中盤。明るい面は明るい、笑いあり、鴉の脚力はツボで、家族間の情では潤みありつつ、がしかし毎回安倍晴明の孫は辛い事が多い。非恋だし。少年は青年となり尸櫻編、壊れ始めた現実、徐々に広がる波紋のような闇、そして満開の桜。明光穿つのか、序盤の紐解き部分からもう辛い。陰陽師の夢見には意味がある。

2016/10/03

のほほん@灯れ松明の火

前巻から多少の覚悟はしていましたが、この展開は… かなりきつかったです。“ぴちょん、ぴちょん”と安倍家に沁み込む様な不吉な感じ。イヤでも昔のあの辛かった時を思い出してしまうかのような不吉な夢。じい様は一体どこで何をしているのでしょう。神将たちとはどうなるのでしょう。紅蓮は…。昌浩を筆頭に、彰子の、安倍家の幸せを願っています。どうか次巻ではホッとできますように…。更につらい展開ではありませんように…。

2012/10/02

ゆん@

昌浩が、また不吉な夢を見、失せものの相が出る。事件の兆しがある中、晴明は都を離れ、後をまかされた昌浩が事件の解決に乗り出すが、その前にあらわれたのが、まさかのあの人!その上に件(くだん)の不吉な予言、最後に見た紅蓮の様子・・。またっ・・またこんな所で終わるの~。早く続き読もっ。それと、昌浩と彰子がせつないです、なんとか幸せになって欲しいなと思います。

2013/04/28

ダージリン

最初の不吉な夢で暗示して、途中は和みながらも不安を煽り、最後は想像以上の修羅場・・・どうしてこうなったんだろう?つ、続きを!

2013/02/21

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