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金曜のバカ (角川文庫)

金曜のバカ (角川文庫)

金曜のバカ (角川文庫)

作家
越谷オサム
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-11-22
ISBN
9784041005712
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金曜のバカ (角川文庫) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

ちょっとほのぼの,ちょっとおまぬけ,ちょっとあったか,ちょっとぼんやり。短編5話。金曜のバカ、星とミルクティー,この町、僕の愉しみ彼女のたしなみ,ゴンとナナ。長編の種になるような話が多い。登場人物の現在、過去、未来を追加して、それぞれ長編にして欲しいかも。そうすると現在の短編の結末は少し変わるかも。発見角川。

2013/10/01

takaC

「金曜のバカ」:護身術バカと女の子バカ。/「星とミルクティー」:天体バカ2人。/「この町」:女の子バカ。(と鉄道バカ)/「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」:恐竜バカと野球バカ。/「ゴンとナナ」:おバカさん。なるほど。ど真ん中に据えられたテーマは、バカ。

2014/04/21

まりも

高校生たちのおバカだったり、ホッとしたりする5本の話からなる短編集。どの話もいい感じにバカをやっているので楽しく読ませてもらいました。一番のお気に入りはタイトルにもなっている「金曜のバカ」ですね。清々しいまでにバカバカしくて普通に笑ってしまいました。こういう愛すべきバカ話好きだなー。その他のお話もそれぞれ個性が出ていて良かったです。ちょっぴり甘酸っぱいおバカで爽やかな笑いをくれる良作でした。サクサク読み進めれるので、ちょっとした時間が空いたときに読むと良いかもしれません。

2016/01/18

ちはや@灯れ松明の火

B・A・K・A、恋したっていいじゃない。星降る夜のBoy meets Girl、オタクだって夢を見る。好きなことを語り出したら止まらずにドン引き必至、なのにどうして君の前だとうまく言えないんだろう。どうしようもない僕とすれ違った金曜の天使、愛を語るより投げ技を交わそう。欲望が理性を追い抜く思春期の迷走、人それをバカと呼ぶ。僕の宝物を君に見てほしい、でも大切なものを大好きと声に出して笑う君が一番好き。バカ meets バカ、いつか丸ごと受け入れてくれる誰かに出逢える。バカだっていいじゃない、me too。

2014/02/06

そる

短編集で登場人物は高校生たちがメイン。解説の受け売りですが、みんな「バカ」(笑)。勘違い、思い込み、オタクなど、色んなバカがいるけど、バカは熱い。やる気のあるバカと言おうか、一生懸命。それは若いから、なんだろうな。憎めないバカで、考えが、何やってんの、と思えるとこやあー分かるなーと思えるとこある。悩みながら大人になるんだな、と微笑ましい。「誰だって、好きな人と好きなものを共有したいという欲求は持っているだろう。音楽だったり映画だったり、自分の好みを相手に勧めて理解を深め合いたいと思うのは自然なことだ。」

2019/08/06

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