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孤独の森 (角川文庫)

孤独の森 (角川文庫)

孤独の森 (角川文庫)

作家
大崎善生
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-12-25
ISBN
9784041006146
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ジャンル

孤独の森 (角川文庫) / 感想・レビュー

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あも

北海道の奥地に建設された児童養護施設「梟の森」。世間から隔離されたそこで暮らす少年達。その一人である宗太は、父の危篤を聞き、施設を脱走。監視部隊の追跡から逃走し、時に闘い、父の入院する函館の病院を目指していく。逃亡劇の中で、施設や父、自身にまつわる秘密を知ることになり…うーん、ジュブナイル?成長劇?ダークファンタジー?バトル物?いやいや、何にしろ雑すぎる。方向性が結局良く分からないし、序盤うっすらあった期待感は雲散霧消。最強のアイテムと目覚めた力を解放して敵を撃滅するぜ!大崎さんあんた何が書きたかったの?

2013/01/11

眠る山猫屋

想像していた物とは違っていた。作風も内容も。大崎さんの新境地なのだろう。少年が主人公だから、将棋の子のような少年が出てくるかと思えばそうでもないし。ジョブナイルなのだなぁ。でも今時のジョブナイルって、あんな悲惨なシーンが描かれるのかってくらい、残虐なシーンはリアル。実際にキリシタン弾圧ではあんな非道が行われていたのだろうか。色々ショッキングな一冊。でも、まあ、最後に彼女が幸せそうだったから、良しとしますか。

2014/05/27

志乃

背表紙のあらすじから想像していた話よりやたら薄気味悪さが漂い、一~二章は世界観がうまくつかめず。ただそれ以降はダークで壮大な世界観なんだと悟り、結構熱中して読みました。ドキドキハラハラと。が、なんだろう、最後の方、突然現れたあのチープ武器。過去の加納とヘステが取り付いた熊との戦いの重厚さと比べ、やたらあっけないラストの戦い。単行本でのタイトルは「存在という名のダンス」だったようで。そうなんだよ、そのへんの世界観はよかったの。よかっただけに、残念。読んでる最中は面白かったんだけどね。

2015/12/11

とーちゃん

おもしろかったんやけど、最後の最後で???になってしまった。戦後の話と現代の特殊な世界でのお話。もっと主人公が裏切られてしまっていったらどうなんだろう?とは思った。

2019/04/03

はるき

少年の冒険物だと思って読み始めたがかなりダークで重量級だった。聖の青春の著者だという認識なので本当に驚いた。迫害の歴史、人間の残酷さの描写とハーメルンのバイオリン弾き。寓話が怖すぎた。少年は成長するんだが、ブッ壊れた大人たちに引いた。

2013/03/19

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