赤に捧げる殺意 (角川文庫)
赤に捧げる殺意 (角川文庫) / 感想・レビュー
徒花
複数作家によるアンソロジー。どこがどう「赤に捧げる」のかはよくわからない。また、どれも小粒で個々の作品として良い出来栄えのものはないので、とりあえずいろいろな作家のものを試し読みできる一冊としてとらえたほうがいいかもしれない。個人的には、トリックの良し悪しは別にして、鯨統一郎氏の作品の文章が好き。あと、まさしく“安楽椅子探偵”という発想も嫌いじゃない。
2016/08/13
ダイ@2019.11.2~一時休止
ミステリーアンソロジー。青に~の方を読んだんでついでに読んでみる。折原さんと西澤さんのやつは既読?。有栖川さん・麻耶さんなんかが読んでいる作者さんで有名キャラの短編(多分未読?)があって面白かった。
2016/09/25
がたやぴん
ミステリーのアンソロジー。タイトルとの関連は希薄なようだ。豪華な作家達なのだが4名も初読み作家。太田さんの『神影荘奇談』は雰囲気に引き込まれただけにヤラれた感が高く、良い意味で期待を裏切られた。読む本のジャンルが狭いので、アンソロジーでのこういう出逢いは嬉しい。久しぶりに有栖川さんの火村シリーズにも触れて大満足。ただし、麻耶さんのこのシリーズは手をつけてないのであえて封印。有名なシリーズの初期は刊行順派なのでw。
2016/10/15
ゆかーん
久しぶりにミステリーを読みました。どの方々もミステリー界の巨匠ばかり!ミステリーの王道といった感じです。『赤に捧げる』というタイトルだったので、『赤』がテーマの話なのかと思いきや、あまり色は関係なかったです…。それでも、殺人事件を解き明かす、探偵の名推理に夢中になること間違いなしでした!一番読みやすかったのは赤川次郎さんの『命の恩人』ですが、印象に残ったのは『時計じかけの小鳥』です。可愛いタイトルにも関わらず、意外と人間の裏の心を知れる、ピリリと辛いミステリーでした。
2016/02/22
さっこ
8人の作家陣によるアンソロジー。いろいろなタイプのミステリがあって楽しめました。折原さん、赤川さん、西澤さんの作品が面白かったです。特に折原さんの作品は黒星警部シリーズということで、読んだことのないシリーズ作品なのでぜひ読んでみたい!と思いました。
2019/12/09
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