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たけくらべ,にごりえ (角川文庫 緑 7-1)

たけくらべ,にごりえ (角川文庫 緑 7-1)

たけくらべ,にごりえ (角川文庫 緑 7-1)

作家
樋口一葉
岡田 八千代
出版社
KADOKAWA
発売日
1968-07-01
ISBN
9784041007013
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たけくらべ,にごりえ (角川文庫 緑 7-1) / 感想・レビュー

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あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ·天久鷹央·かくりよ·多聞くんと続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

細かくかいてあるが、小さい字が苦手な方はオススメ出来ない( ̄~ ̄;)

2018/06/06

LUNE MER

なかなか綺麗な十三夜の月を見れたので、「十三夜」をピックアップして再読。モラハラ夫に耐えかねて十三夜に忍んで実家に逃げ帰ってくるという導入部分がなんとも現代的、というより昔からある古くて新しい問題ってことか。両親に諌められて結局バレないうちに嫁ぎ先に戻る算段となるわけだが、そこで捕まえた車夫(現代感覚だとタクシーの運転手あたり?)が、かつて相思相愛だった相手という展開。文章や舞台が時代がかっているだけで、ストーリー展開は現代のドラマとそう変わりない樋口一葉のセンスにうっとり。

2022/10/08

RASCAL

自宅近くに著者の住居や終焉の地の碑があり、いやいやこれは地元の縁で読まねばなーと思いながら、とっつきにくそうでこの年まで読まずに来てしまった。文語体で句読点の少ない文章に手こずったが、見た目と裏腹に、「たけくらべ」などの内容は当時としてはかなり新しいものだったのだろうなと感じた。

2021/06/23

マカロニ マカロン

個人の感想です:A。本日は一葉忌で台東区の一葉記念館でイベントがあり、酉の市で熊手でを求める人々で大行列の鷲神社前を通って出かけた。朗読家熊澤南水さんによる『にごりえ』の朗読は本を見ずにそらで劇的な朗読をし、素晴らしかった。私は本を見ながら朗読を訊くという贅沢な時間だった。文語体ならではの読みにくさも、耳で聞くとどこか講談を聞いているような語り口で、お力の放埒ぶり、お初の怒り狂う様子、源七の自堕落ぶりが劇的に再現されていた。130年近く経つ作品だが、凝縮された劇的進行は今なお心を打つ

2023/11/23

マカロニ マカロン

個人の感想です:A。12月の読書会で『大つごもり』を取り上げた。まさにこの季節にぴったりな小説。霜凍る暁に7歳のお嬢さまを朝風呂に入れるためたたき起こされ、鼻緒の緩んだ下駄で水汲み、泣けてくるような情けない様子がありありと伝わってくる一葉の表現に感服。最後のどんでん返しはオーヘンリーのようだった、声に出して読むと七五調が聞いてる人も大いに楽しめる。お峯と石之助のその後が気になるなど、短い小説だが、いろいろな感想が出た。十二尋、二つの手桶に十三、二円、二十円など数字に注目しながら読むともっと楽しめると思う

2020/12/18

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