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一葉恋愛日記 (角川文庫クラシックス ひ 1-3)

一葉恋愛日記 (角川文庫クラシックス ひ 1-3)

一葉恋愛日記 (角川文庫クラシックス ひ 1-3)

作家
樋口一葉
和田 芳恵
出版社
KADOKAWA
発売日
1956-11-01
ISBN
9784041007044
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一葉恋愛日記 (角川文庫クラシックス ひ 1-3) / 感想・レビュー

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Aminadab

「恋愛」は販促の贅語、一葉日記のうち読み物として読めるラスト2年分を全収録。「たけくらべ」が元祖アイドル小説だとすれば、一葉は現代ラブコメでいう「おもしれー女」の元祖だ。編者和田芳恵は決して一葉を「聖女」扱いにしない。学歴ほぼゼロで天才少女をこじらせた結果の、中二病、陰謀論、超賢い「おばちゃん」要素がこのテキストには横溢している。怖いのは、他人が気を抜いて喋る内容をこの人が逐語的に記憶していること。後半の緑雨と露伴の迂闊な長広舌はすげえ恥ずかしいぞ。そしてこういう地雷を絶対踏まないのが鴎外という人なのだ。

2023/10/12

双海(ふたみ)

一葉さんの日記、以前読んだことがあるので今回はななめ読み。ここに写っている書影よりも、私の持っている本のカバー絵のほうがいいなと思う・・・。

2014/05/26

なつき

『一葉恋愛日記』読了。樋口一葉の、二十二歳から晩年までの日記を集めた文庫(角川文庫クラシックス)。樋口一葉はな、たけくらべが好きなんだよな、たまらなく。幼いころにはよく親しんだものです。お仕事で古文も教えてるおかげで、まあまあ原文でも読めるようになってる自分に気がついた。ばんざい。

2019/01/05

KAZ

**+ 一葉が早世する3年前からの日記。その毎日をたどりつつ、ふと、あと2年か…、あと1年で…と、思うこと多々あり。駄菓子屋時代、作家デビュー、それらが活き活きと描かれるほどに切ない気持ちになる。一葉がそのことを、何も知らずに書いているのがまたやりきれない。1804

2018/04/10

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