意地悪な食卓 (角川ホラー文庫)
意地悪な食卓 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー
アッシュ姉
新津さん三冊目は「食」にまつわる短編集。ジャンルとしてはイヤミスホラーのようだが、嫌な感じもさほどなく、怖くもない。さらりと読めて後味あっさり。もっとパンチの効いた濃い味が好みだが、たまには薄味もいいかも。それに入れちゃダメな「お裾分け」と座談会のような雰囲気の「怖い食卓」があるあるで面白かった。
2019/07/29
kei302
好きなものから食べる派です。少量を口に入れてもぐもぐ、飲み込むときにも気をつけます。 『給食』は「分かる分かるそうそう」と激しく共感。 小学校の担任の先生は無理強いするタイプじゃなかったけど、給食の時間は苦行だった。 協調性がないとか、きちんとした大人になれないとか、そんな先生、絶対に許せない。 食に関してはコンプレックスが多いので、ホラーテイストの作品にやたらと共感してしまった。
2021/09/08
カナティ
ホラー文庫なのでもっと怖いものを想像していましたが、そんなこともなくどれも読みやすかったです。タイトルの「意地悪」がピッタリな少しだけ後味の悪い短編集となっています。中でも「珍味」と「怖い食卓」は不気味で少し気持ちが悪くてゾッとする話でした。とはいえ、全編通して軽めなのでホラーが苦手な人でもサラっと読める内容だと思います◎
2013/06/06
たーさん💎💎
食にまつわる短編集でした。 不気味な感じがホラーぽかった。 角川ホラー小説は久しぶりに読みました。 「お裾分け」の最後はゾクリとしました(^-^;
2017/05/18
むぎじる
じわじわした怖さがクセになる、食をテーマにした8編からなる短編集。「珍味」美食クラブというグループを作り、都会のレストランでおいしいものを堪能してきた香奈が、突然六坂村(通称:長寿村)に移住してしまった。友人の京子がそこで見たものは?「怖い食卓」”食にまつわる怖い話”をテーマに語る女たち。実際ありそうなエピソードと、オチが嫌な感じで怖い。
2014/06/28
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