爛れた闇 (角川ホラー文庫)
爛れた闇 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー
しんごろ
グロさはそうでもないけど、あいかわらずエグい。とにかくエグい。だけど……畜生!面白かったじゃないか、この野郎!だからといって、自分から読む気はないからな!それにしても飴村作品は構成と設定が凄いんだよなあ。グロさとエグさがなければ、なおいいんだが…。誰もがあると思われる人間の奥底に潜んだ狡猾さを垣間見た気がしました。そろそろ新境地として、温かくなる話を書いてよね、飴村さん!またエグいの書くのなら、読まないぞ!読まないからな!絶対に読まないからな!
2019/05/12
gonta19
2013/4/16 Amazonより届く。 2023/6/19〜6/23 5年ぶりの飴村作品。粘膜シリーズほどのエグさは無いが、特徴的なエロ・グロ・ナンセンスシーンは健在。解説が先日亡くなられた北上次郎さん。北上さんが飴村作品のファンであったとは・・・ちょっとびっくり。
2023/06/23
H!deking
粘膜シリーズ以外は初めての飴村さん。拷問シーンとか相変わらずえげつないですが、粘膜シリーズに比べるとどうしてもパンチが弱く感じてしまう。面白かったんだけどなんか物足りない。
2022/08/16
Akira
★★★★【探偵で消えかけた飴村炎が再び燃え上がる!】憲兵に拷問される旧日本兵と同じ高校の先輩とお袋が付き合いだして複雑な気持ちの正矢の話が交互に展開されていく。この時間軸の異なる物語がどう繋がっていくんだろうと思いつつも、前半はわりと普通(飴村作品では拷問なんて普通です)だなぁと、思いきや…そう来たか!伏線も確かにいっぱいあったけど、やっぱり飴村さんは想像の斜め上を行く。粘膜探偵でがっかりした方も、粘膜シリーズにはまだ手が出ない方も、そして、読み終わった後に心に傷跡が欲しい方!おススメです。もっと描いて!
2018/11/09
きっしぃ
粘膜シリーズ読了で、がっかりしている皆さん!まだこちらもありますよ!帯の"遥かに越える!"は言い過ぎだけど、同等に楽しめる一冊。高校の先輩と自分の母親が付き合い始めた正矢と、戦時中に監禁拷問される男。交互に描かれる時間軸の違う二人の物語は、驚きの収束を迎える。全く救いがないのに、全く重さを感じない(笑)ある意味清々しくもある(笑)これぞ飴村節!?もっと書いて!
2018/12/12
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