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レヴォリューションNo.0 (角川文庫)

レヴォリューションNo.0 (角川文庫)

レヴォリューションNo.0 (角川文庫)

作家
金城一紀
出版社
KADOKAWA
発売日
2013-06-21
ISBN
9784041008317
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レヴォリューションNo.0 (角川文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

時系列的には「ゾンビーズ」が結成される前の話です。サラッと書かれているので、これまでの3作品に比べるとちょっとパワー不足は否めませんが、改めて全体を通してみるとただ単純な青春物語ではなかったことが実感できます。やっぱり個人的には『フライ〜』が一番好きかなぁ。自分が高校の頃を思い出させてくれる素晴らしい作品であり、シリーズでした。高校の3年なんて、ホントにアッという間で1日1日をココロの奥底からしっかりと楽しんで学生生活を送ってほしいですね。青春って言うとちょっと恥ずかしいけど、やっぱり大切な思い出です。

2017/09/04

いつでも母さん

彼らの革命はここから始まったんだ。大人など信じることもなく、世の中を斜めに見ていた頃、自分の小さなテリトリーで『何か』にもがいて些細なことに囚われていたことは無かったかい?『退屈』なんて言葉は知らなかったけれど、そんな『青かった』あの頃をふと思い出させてくれたザ・ゾンビーズ。「君たち、世界を変えてみたくはないか?」そうだ、みんなより先に間違っていることに気づいちゃった君たちよ、どこまでも飛んで行け!骨は私が拾ってやる!

2017/09/04

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

★★★★☆本作その物は、このシリーズの中で、際立って「動き」のある作品となっている。たぎる躍動感、迸るエネルギーがこの後『ザ・ゾンビーズ』結成へと向かっていく「勢い」を描き切っている。好きだ、もう、大好きだ。この手の作品に無茶苦茶弱い。ハックルベリーフィンしかりトムソーヤーしかり、その辺りから始まって。伝説のリバー・フェニックス「スタンド・バイ・ミー」…気付けば作者は1968年生まれ、同い歳。深く納得。もっと、もっと、もっと読みたい。ザ・ゾンビーズ、全員まとめて抱いてやる(。-`ω-)チリリッ!!!

2016/07/17

nyaoko

ゾンビーズシリーズ第四弾、これで最後ですが、「ゾンビーズ」が生まれる前のお話でした。ほんとにもう、コイツらって、最初っから何も変わってないんだな!って思う程、嬉しくて面白かった。彼等の若さがひたすら羨ましくて眩しくて、そこにはもう行けない自分が淋しくて、すっかり鈴木さんと同じ心境です。関テレさん、ドラマ化して下さい。理不尽な物を変える為にゼロに戻せって下り、金城一紀歴代の作品の根幹と言うか、ベースになってるなと思いました。

2017/12/04

hnzwd

ゾンビーズ結成前夜を描くゾンビーズシリーズ最終巻。抑圧への反抗というものを決して重くなりすぎることなく描いた良いシリーズだったと思います。最終巻の本作は、なぜゾンビーズがゾンビーズになったのか、友情の芽生えを感じられて思わず感傷的に。。続きが読みたいなぁ。。

2013/10/27

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