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目白台サイドキック 女神の手は白い (角川文庫)

目白台サイドキック 女神の手は白い (角川文庫)

目白台サイドキック 女神の手は白い (角川文庫)

作家
太田忠司
出版社
角川書店
発売日
2013-05-25
ISBN
9784041008409
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目白台サイドキック 女神の手は白い (角川文庫) / 感想・レビュー

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のいじぃ

読了。ある屋敷に居つく理由あり刑事と館の主、新米刑事と追う連続殺人の謎。平沢さんの表紙に惹かれましたが、失礼を承知で書くと、今まで読んだ著者の作品と比べ、普通に読めることに軽く驚きました。北小路の秘密は安易に想像できますが、立て続けに起こる奇妙な事件、新米刑事の常識、変人でもどこか暖かい南塚がそれぞれ程よい距離を保ったまま最後まで楽しませてくれました。ただ、事件は謎を残したまま、動機もすっぽ抜けているので、次巻へ持ち越しのようで。続刊も読む予定。それとは別に、キャラミスとラノベの違いに少々悩みます。

2014/12/05

ううち

南×北、赤×黒などのネーミングが面白い。北小路邸の食事がとにかく美味しそう…!お屋敷の雰囲気も素敵でした。そして北小路さんの正体にビックリ。無藤くん頑張れ!続編も購入済(^_^)

2014/08/09

キングベルⅩ世

苦労性の刑事・無藤と閃き型の名探偵タイプの刑事・南塚によるサクっと読める相棒ミステリー。名前の付け方がライトノベルっぽい。伏線は確かにあったんけど、犯人やトリック以外のところでびっくりさせられるというのはかなり珍しいかも。逆に犯人はバレバレという…。赤尾や黒沼などの脇役もさり気なく活躍するが、無藤のこの影の薄さよ。南塚と北大路もまだイマイチ掴めないし、一巻目ならではって感じ。まぁ次巻にその辺は期待かな。

2015/03/23

ふじさん

名探偵物と警察小説の良い所取りをした上で、著者得意のジュブナイル風に仕立てた、シリーズ一作目。キャラ造形にもそつなく目配せされており、文系と理系、各々の立場で言い争う探偵役二人の掛け合いは賑やか。警察内部の組織描写を始め流石に色々と緩過ぎる印象もありつつ、飽くまで難しく考えず読める娯楽作品として割り切れば、ライトな筆致は立派な美点に感じられた。ただ正直、作中のとある仕掛けについては勿体振った割に序盤から大分あからさま。黒幕含めシリーズ全体の本筋なのだろうが、ここから独創的な着地点へ至れるのかは、少し不安。

2021/11/24

アン

シリーズ① 解決済みの事件と全く同じ手口の殺人事件がおきた。最初の事件を解決した伝説の刑事・南塚、南塚の居候先の当主で腐れ縁・北小路と少し個性の強い人物。そこに加わる若手刑事の無藤が良い意味で普通。南塚と北小路の掛け合い(論争)が本来の問題からズレていきつつもテンポよくて面白い。一応事件は解決したように見えるが、その裏にあるものが何か次巻で明らかになるのかな。北小路のことも凄く気になる。彼の存在の重要性も出てくるのかな。続きも読みたいと思います。

2017/04/20

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