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西の善き魔女2 秘密の花園 (角川文庫)

西の善き魔女2 秘密の花園 (角川文庫)

西の善き魔女2 秘密の花園 (角川文庫)

作家
荻原規子
出版社
KADOKAWA
発売日
2013-07-25
ISBN
9784041009185
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西の善き魔女2 秘密の花園 (角川文庫) / 感想・レビュー

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優希

全寮制の女学校に入学したフィリエルですが、ルーンとの恋模様は見え隠れするのですね。男子禁制の寮に、命からがら女装して潜り込むルーンにはハラハラさせられますが。でも、陰謀が渦巻いている女子寮、怖いですね。恋物語は一体どのような方向に進むのでしょう。

2018/10/02

seri

まどろみの彼方のバラの園。隔絶されて美しく咲くバラたちは、花びらの下に鋭いトゲを隠す。あな恐ろしや女学校。昔読んだときは口ぽかーんで「なんか、とにかくすごーい」だった今作。再読もここまで来ると、やっぱり際立つのは作り込まれた世界観。荻原作品の何が好きって、とにかく女の子の描写が秀逸で魅力的なんです。たおやかに人に夢を与えるバラの花、でもその下の枝ではトゲをのばしてしのぎを削る。女の子には女の子なりの戦い方があり、強さがある。寂しく心細くても、時に涙しても気丈に頑張るフィリエルの成長が嬉しくて救われます。

2014/03/02

かのこ

一巻の王道ファンタジーから二巻は陰謀の学園編へ。 この巻からぐっと対象年齢が上がる気がするというか笑、普通のファンタジーにはないいろんな要素が増し増しになっている。 悪漢に向かっていくフィリエルにも並々でない勇気を感じたけど、女子校育ちからしたら、この特有の閉鎖的な空気の中でまっすぐに立つフィリエルは本当に凄い。 子供子供していた一巻から大人への階段をのぼる巻の印象も。

2019/10/25

ほのぼの

第2巻。主人公フィリエルは貴族の娘が集う全寮制の女学校に放り込まれる。女の園。まさに『秘密の花園』だ。陰険なイジメにあうものの、フィリエルの美しさ、勇敢さ、気取らない人柄が次第に〝崇拝者〟を増やす。フィリエル、かっこいい〜。『秘密の花園』の花はユリでした。その上、ラストには白馬に乗ったあの人がバラも添えてくれるとは…。貴婦人を育てるための女学校には意外にも〝貴腐人〟がいっぱいでした。(笑)

2024/11/05

tom

このシリーズは巻ごとに舞台ががらりと変わるので飽きさせません。2巻は女学院。女の園お約束の展開盛りだくさん。RDGと比べると恋愛シーンが豊富でドキドキ。イグレインのおまじないが素敵。マリエがいい子すぎる。

2014/12/26

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