カブキブ! 1 (角川文庫)
カブキブ! 1 (角川文庫) / 感想・レビュー
takaC
この終わり方は容易に予想できたはずなのに寄席の仲入り休憩中に急いで読んでて心構えしておらず不意打ちだった。続きはどれも持ってないんだよな。探しに街場へ行ってこよう。
2017/06/24
masa@レビューお休み中
高校に歌舞伎部なんてあったら入部していたかもしれないな…今なら。(笑)『カブキブ!』は部活で歌舞伎をやってしまうお話です。といっても、実際はクロが同好会を立ち上げようとするところからはじまります。まずは同好会を結成の5名を集めるために勧誘をはじめます。クロの天真爛漫かつ熱血さと、親友で一緒に部活に参加することになるトンボの冷静かつ正直すぎる二人の凸凹さ加減も面白かったりします。クロをはじめ、トンボや先生なんかもキャラが面白くて、知らない歌舞伎の世界もあっという間に読めてしまうんですよね。
2014/10/08
じぇりい
まんがのようにサクサク読了。古典芸能も何がきっかけで興味を持つようになるかわからない。こんな取っ掛かりがあってもいいじゃない?2巻に続く〜
2014/09/21
greenish 🌿
高1の来栖黒悟(クロ)は、祖父の影響で歌舞伎好き。入学早々「カブキブ」創ろう!ということで、親友・村瀬とんぼと仲間集めに奔走し・・・。斬新なカブキ部物語、開幕! ---ほーんと面白かった!歌舞伎をこんなに熱く・可笑しく・ゆるく・清々しく・・・それでいて奥深く表現できるとは、榎田さん恐れ入りました! なんと言ってもキャラがいい。そして硬軟・剛柔織り交ぜたストーリーもいい。何より、江戸っ子気質全開、遠見先生の父さん・正蔵さんがいい! 歌舞伎は敷居が高い。そう思ってる方にぜひ読んで貰いたい一冊です。 →
2014/09/06
よっち
祖父の影響で歌舞伎大好き高校1年の来栖黒悟ことクロが、親友トンボとともにカブキブ設立に向け動き出す物語。とりあえず同好会設立に向けて5人の部員集めに奔走するところからのスタートでしたが、目星をつけた候補者のつれない反応にもめげず、粘り強く勧誘に向けて奮闘するクロはどこか応援したくなるキャラでした。そんなクロの熱意にほだされて個性的な部員も徐々に集まってきて、お話としてはこれからという感じですね。あまり知らない歌舞伎の世界もうまく説明してくれていて興味深く読めました。面白いことになりそうで次巻も楽しみです。
2014/09/07
感想・レビューをもっと見る