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永遠の曠野 芙蓉千里IV (角川文庫)

永遠の曠野 芙蓉千里IV (角川文庫)

永遠の曠野 芙蓉千里IV (角川文庫)

作家
須賀しのぶ
出版社
KADOKAWA
発売日
2013-08-24
ISBN
9784041009666
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永遠の曠野 芙蓉千里IV (角川文庫) / 感想・レビュー

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らむれ

よ、読み終わってしまったー( ;∀;)こんなに楽しませてくれた物語は久しぶり。三巻四巻はとにかく本から顔を上げるのも嫌なぐらい没頭していました。芙美の生きざまに、周りの男たちの粋ざまに惚れ惚れ。三巻の感想でこき下ろした建明、ごめんね。結局めっちゃ好きになりました(笑) 満州、女郎、馬賊っていうキーワードだけで行き当たって読み始めたけど、素晴らしい出会いでした◎こんなに物語に感情が振り回されるのが久しぶりで、自分でも戸惑っています。すごーくすごーく楽しい読書でした、満腹!

2015/09/10

のぶ

第4巻の前半部では、建明と結婚し馬賊となったフミが、モンゴル独立にかける建明についてゆく姿を中心に展開していく。その後も大きな流れでたくましく生きていくフミに幸せはあるのか?全4巻を読み終わって最初は、大陸に渡った一芸妓の話で終わるのかと思ったが、その後大きく動き、壮大な物語になっていった。フミの生き方に映画「ドクトル・ジバゴ」のジュリー・クリスティー演ずるラーラの姿が重なった。大作であったが、大変面白く、時間をかけて読んだ甲斐があった本だった。

2017/06/18

hrmt

とうとう読み終わってしまった。えぇッ⁉︎という人が死んでしまい、どうなるんだ⁉︎とやきもきしたり、その2人が‼︎という驚きもあったりと楽しませて頂きました(^^)混乱の時代、モンゴル独立をかけた戦いを背景に、血と地に縛られず自らの意思で強く自由に生きたフミに憧れました。複雑な恋敵にしか思えなかった炎林でしたが、その不器用な面倒臭さが途中から妙に気に入ったり。黒谷さんも随分いい男になりました。時代はこの先昏く混迷していく中フミや炎林がどう生きたのか気になりますが、きっと強く逞しくあったのだろうと思えました。

2017/03/25

豆乳くま

ああ終わっちゃった。初めてフミにあった時のど肝を抜かれた大陸一の女郎になる!からこんな結末は想像外の素敵な贈り物だった。モンゴル、ロシア、日本、支那四つ巴の政情で途中辛かったが健明と共に過ごした短いが濃密な時と別れと立ち直れないフミと炎林とのまさかの結末に驚きそして嬉しくなった。家族もできタエとも再び会え何だ何だハッピーエンドでありがとう。素敵な話をありがとう。

2013/09/03

えと

面白かったぁ~。まだまだ続きを読んでいたかったです。モンゴル独立に絡んだ建明たちの活躍…そして別れ…フミは一体、いくつの人生を生きたのだろう。面白かったです。黒谷、山村・建明、炎林 どれもイイ男でした。このフミの周りの男達の変わり様も素敵でした。須賀しのぶさんのドップリした歴史モノを読んでみたいです。

2016/06/19

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