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殺人偏差値70 (角川文庫)

殺人偏差値70 (角川文庫)

殺人偏差値70 (角川文庫)

作家
西村京太郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2014-05-24
ISBN
9784041009727
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殺人偏差値70 (角川文庫) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

短編8話。受験地獄、海の沈黙、神話の殺人、見事な被害者、高級官僚を死に追いやった手、秘密を売る男、残酷な季節、友よ松江で。「高級官僚を死に追いやった手」だけ初出。受験物は「受験地獄」。基本殺人もの。

2014/11/12

セウテス

表紙が何とも味があるなぁと思っていたが、中味はかなりスパイスの効いた短編が8つ。唯一「友よ 松江で」は十津川警部が登場し、刑事と一緒に推理の一端を感じる事は出来る。しかし基本的にミステリ風ではあるものの、謎解きは求められていない。「受験地獄」は、かなり苦い後味だがしっかりとしたオチが楽しめる。西村先生のトラベルミステリや、本格向きの作品とは趣が全く違う。社会性と言えなくもないと思うが、その問題自体より皮肉と言うか説明が難しい。でも、あっさり読めるし推理する必要も無しだが、こういうのも私的には嫌いではない。

2021/09/20

いしかわ

どのお話も後味が悪くて、個人的に このような雰囲気の小説は好き。受験地獄が一番面白く感じた。西村京太郎の文体から古さは感じたけれど読みにくさは無い。話のどれもが、読者の想像に任せるような終わり方で、嫌いな人と好きな人で分かれそう。

2014/07/26

coco夏ko10角

8つの作品収録の短編集。『受験地獄』二浪してる昌彦、T大入試当日に寝坊してしまい大学に爆破予告の電話をかけるが…。これが一番面白かったかな。『友よ、松江で』十津川警部がちらと。

2020/04/22

ロッシーニ@めざせ正社員

実は、初・西村京太郎です。鉄道ミステリーのイメージしかなかったけど、作風の幅広さに驚きました。「受験地獄」(ドラマと結末が違っててびっくり)と「見事な被害者」("恋人"とはこういう意味だったのか!)の話が特に好きですね。

2014/07/18

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