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魔女の宅急便 4キキの恋 (角川文庫)

魔女の宅急便 4キキの恋 (角川文庫)

魔女の宅急便 4キキの恋 (角川文庫)

作家
角野栄子
こより
出版社
角川書店
発売日
2013-09-25
ISBN
9784041010143
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魔女の宅急便 4キキの恋 (角川文庫) / 感想・レビュー

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たるき( ´ ▽ ` )ノ

表紙の色使いがすごく綺麗☆今回の内容は深かったなぁ。少しずつ大人になっていくキキを見るのは、とても楽しい♪読んでいると、時間の流れが違う世界に行ったような気分になる。さあ、続きを読もう!

2015/07/31

ちはや@灯れ松明の火

魔女の宅急便、遠距離恋愛しています。青空に泳ぐ白い帽子の宇宙船、海から吹く風が運んでくる十七の夏、あっけなく狂わされた期待の計算。高気圧と低気圧をくり返す乙女心と夏模様。ずっと会いたかったのに。こどもだけに見えるふしぎな国、まっくらな森の中で泣きだしたくなる不安、もう大人なのに、まだ大人になりきれてない。会いたいから、この気持ちを届けに、飛んでいく。夕暮れ路むこうの生まれたての景色、しあわせを編みこんで広がるベール、大切ないのちを守るくすりぐさ、こぼれそうになる涙をぬぐってつぶやく。いいこと、ありそな。

2014/09/27

いおむ

素晴らしいお話。思い通りにいかず自信をなくし自分を見失うと視野も心も狭くなり、疑い怒り恐れに振り回されて、見えるものが見えなくなってしまう。自分にも覚えがあり繰り返してばかりいる。山の怖さ暗闇の深さも知っているけどまだ成長してないな。キキは仕事、友人、恋人、家族を通して、しっかり成長している。

2017/04/12

のっち♬

「こんなにとんぼさんがすきなのにとんぼさんたらよく平気でいられるわね」遠距離恋愛でとんぼに逢えず、次第に不満を募らせていくキキ。「私は一生懸命やっているのに、わかってもらえない……なぜ?」失われていく自信、自分自身への苛立ち、公私の板挟み、口に出る文句等、恋をして仕事に勤しむ女性の心情描写が生々しい。「暗闇のなにも見えないなかで、かえって自分がよく見えてきたような気がした」闇を抜けて向き合う二人、もう大丈夫、トンネルのむこうはいつだって光がある。「思い出も魔法だけど、これからつくる思い出こそ魔法なのよ」

2020/02/24

優希

17歳の夏を迎えたキキ。とんぼとの初恋も順調かと思えば、遠距離になり、しかも休みは「山に入る」とのこと。好きな人になかなか会えないのは切なくて寂しいものですよね。キキが鬱になる気持ちもわかります。それでも一歩一歩キキととんぼは歩んでいるのは確かです。恋愛模様の物語でした。

2019/03/20

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